登山がテーマ

2024年総括〜クライミング、登山、写真

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登山がテーマ

こんにちは、くっかばらです。クリスマスが近いですね。

皆様の好きなクリスマスソングはなんでしょうか?私は、ジョン・レノンのHappy Christmasが好きです。

So, this is Christmas, what have you done?という出だしを聞くと、1年が終わるんだな、と思います。

くっかばら
くっかばら

長年オーストラリアに住んで面白かったのは、クリスマスが日本の大晦日のようなイメージで、完全にファミリーイベントなこと。クリスマスで1年が終わる雰囲気でした。ちなみにNew year eveは単なるパーティーの日です。

今回は2024年を振り返り、がんばったこと、感じたことなんかを記録したいと思います。毛色の違う記事ですが、1年に1回、運営者特典ということでご容赦下さい(笑)。

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クライミング

今年、一番時間を割いたのがクライミングの練習です。

2022年・2023年と山岳団体のクライミングスクールを修了しましたが、その時には全然登れない状態でした。外岩のトップロープでも5.9がやっと、といったくらい。

くっかばら
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そのスクールはアルパインが目的なので、登れなくても受講可能でした。

なんだか悔しくて、ジムでの練習を始めたのが2023年の終わり。

そして2024年は、練習とともに、クライミング関連のイベントを手伝う機会があったり、クライミングコーチの資格を取ったりなど、クライミング三昧な1年となりました!

グレード

最初の洗礼となったルート(10d)

1年練習の後、11aを安定して登り、時々オンサイトできるようになりました。ホームジムは辛めですが、易しめジムなら11bも登れています。

外岩では10bをオンサイトできました。

ジム練を始めた頃は10台も苦しく、例えば上の写真の10d(赤のホールドのルート)をきれいに完登できるまで3ヶ月くらいトライしてました(20便くらい出したかも汗)。

くっかばら
くっかばら

初めてホームジムで11aをRPできたのは5月。コンビニで好きなものを全部買ってお祝いしました!

フリークライミングで12台を狙っていくなら、週2でジム練し、外岩には毎週行くくらいでないとだめだ、と強い人たちによく言われます。

うーん、仕事や家庭はどうやりくりしているのでしょう??私だったら人生を崩壊させてしまうかも・・・。

私には外岩12台なんて無理、全く狙ってません。もしかしてジムならいつか?と思わなくもないですが、グレードひとつ上げるのに下手したら1年近くかかるので、長い道のりです。

クライミングコーチ1の合格

試験会場となった埼玉県の体育館

今年の成果としてもうひとつ、クライミングコーチの資格を取得できたのが嬉しかったです。

これは日本スポーツ協会が公認する資格で、様々なスポーツが対象となります。基礎理論と専門科目を履修しなければならず、これが結構な分量と内容でした。筆記試験もありました。

国民スポーツ大会に監督として参加するにはこの資格が必要となったそうで、そのためか受講者は多めでした。

私はこれを使って何かする、というわけではないですが、全くの初心者の人と登る場合のコミュニケーションについて学べたのが良かったです。

パートナー、ビレイヤーについて

ビレイしてもらってリードする私

クライミングを始めて一番悩んだのが、ビレイパートナーにお互いなれるような人との出会いの難しさです。出会えても片思いだったり。

ほとんどのクライマーは決まった相手がいて、同じ人と登っていることが多いです。クライミングを初めたばかりだと周りの経験者の人がビレイしてくれたりしますが、いつまでもそんな状態でいるのも居心地の悪いもの。

実は今年前半まで、年下の女性でレベルも同じくらいの人が一緒に登ってくれていて、「自分のパートナー」感を楽しめていたのですが、彼女のライフステージの変化でお休みとなり、蜜月は終わりました笑。

それからはビレイヤージプシーとなり、組んでいる人たちに割り込んで混ぜてもらったり、アベイラブルな人に頼んだり、厚かましさ全開の私。

くっかばら
くっかばら

普段は人見知りで人との関わりをむしろ避けがちな私ですが、クライミングになると積極的にならざるを得ません。

みんな、ビレイヤーに関してはこだわりがあり、決まった人以外にビレイをさせない人もいます(強い女性に多い印象です)。命を預けるし、ビレイによっては登れるものも登れなくなるので、これは全然納得できることではあります。

でもそんな贅沢を言っていられない私は、色々な人にビレイをしてもらうようになり、失敗もあったりする中で、自分の登りを見直すようになりました。

とにかく自分が強くなって、どんなビレイヤーでも登れるようになる!と決意したのです。

そんな私でも、ちょっと難しいと感じるビレイヤーさんは、まずコミュニケーションが取りにくい場合。これは相性が大きい気がします。

あと、クライマーを見てもらえてない感が満載なときとかも辛いです。おしゃべりしてるとか笑。

技術的な事は、初心者の人で安全面に関わることだったらはっきり口に出すようにしています(意図しない所で引っ張られたときとか、下のほうでもだらりんとか)。でもロープの出が遅いくらいは何とも思いません。それで疲れてトライが失敗したとしても自分が弱いだけだと。

微妙なのが、ビレイさせてくれない方が一方的にビレイしてくれる場合。自分を信用していない(これは私のビレイ技術を見ての事だと思うので仕方ない)ことを明らかに示している人を信頼するのは難しいです。そうすると体が固くなって登り自体も楽しめない。悪いなーと思ってハングドッグもできないし。

結局、理想的なビレイとは自分と持ちつ持たれつな場合に起こり得るものだと思いました。レベル、安全に関する考え方、クライミングに対する姿勢なんかが同じくらいだと尚よいですね。

信頼してる人がビレイしてくれる時の、全力で限界まで追い込んでトライできる感じは本当に素晴らしいです。そんな人たちが数人できるのが理想かな〜。いつかそうなるといいなと思いつつ、まずは自分が強くなったり、ビレイ技術を磨いたりするのが先だと思っています。

東京選手権大会のお手伝い

東京選手権大会会場

東京選手権大会のお手伝いもしました。私は審判もできないし、経験も少ないので大した役割ではないですが、競技の雰囲気を楽しみながらお手伝いしました。

たくさんのジュニアがクライミングに打ち込んでいることに感動。すごいところを登っていきます。

日本代表が射程の子たち、4年後のオリンピックで見る子もいるかな?と楽しみです。

登山

クライミングに時間を割いていたら、登山は思ったより行けませんでした。山行は計23日。半分になってしまいました。

でも、前から温めていた計画は実現できたので満足感は強いです。

今年一番の山行は、9月初旬の黒部源流ソロ。憧れの雲ノ平を中心に縦走しました。

黒部源流ソロ縦走3泊4日①【折立→薬師岳→雲ノ平】
北アルプスの黒部源流域を、富山側の折立から岐阜側の新穂高温泉へ抜ける山旅をしました。憧れの雲ノ平でゆっくり過ごすことが主目的の旅なので、3泊4日かけてゆったりソロ縦走です。前半では薬師岳へ寄り、雲ノ平を目指します。
黒部源流ソロ縦走3泊4日②【雲ノ平→黒部源流→双六岳→新穂高温泉】
黒部源流域を、3泊4日でソロ縦走してきました。後半は、雲ノ平から黒部源流を渡渉し、三俣蓮華岳・双六岳を踏んで双六小屋へ。最終日は新穂高温泉へ下山します。雨予報のため水晶岳・鷲羽岳の登頂は残念ながらできず。そのかわり雷鳥とたくさん出会えて癒やされました。

次は4月の表妙義縦走、日帰り。前はあきらめた鷹戻しも難なくこなせ、成長を感じた山行でした。

表妙義縦走〜奥の院から鷹戻し・二段ルンゼ【超危険】
表妙義の岩尾根をたどる縦走路は、岩場鎖場が連続する危険なバリエーションルートです。特に鷹戻しから中ノ岳へ向かう箇所には、4ピッチほど続く長い鎖場を登った後の二段ルンゼ下降があります。今回、無傷で完歩したものの、一瞬でも気が抜けない最恐ルートでした。

10月の南八ヶ岳縦走も、前から温めていた計画で流れたりしていましたが、今回は天候と体調が揃い実行できました。赤岳は何回も登り、これで東西南北すべての登山道から上がったことになりコンプリートです。

南八ヶ岳縦走!赤岳コンプリートしました(2泊3日)
南八ヶ岳を縦走してきました。観音平から編笠山へ登り、青年小屋に1泊。翌日は権現岳から赤岳、横岳と縦走して硫黄岳山荘に1泊。最終日は硫黄岳を踏んで美濃戸へ下山。全体的に注意を要するルートです。この縦走で、赤岳を東西南北から全て登ったこととなりコンプリートしました。

写真

登山よりもさらに減ったのが写真撮影。日頃から撮影練習したり、撮影旅行に出かけたりする機会がぐっと減ってしまいました。

写真講座も受講できなかった・・・。先生に見捨てられていそうで怖いです笑。

そんな中でも、3月には志賀高原に撮影旅行に出かけ、スノーモンキーなど撮影できました。

志賀高原へ撮影旅行〜スノーモンキー&横手山で朝日撮影【3月】
志賀高原へ写真撮影の旅をしました。インバウンドに大人気のスノーモンキーパークで温泉に入る猿を撮影したり、志賀高原から朝日を撮影したり。条件が揃えば雲海や夜景、星空も撮影できます。車がなくてもバスの便が豊富でアクセスよし。雲の上のパン屋さんも楽しめる旅です。

そして、10月には栗駒山の紅葉撮影。栗駒山の紅葉は東北1,2を争う有名度で、とても混みますが、絨毯のように広がる圧巻の紅葉に言葉を失いました。中部山岳の紅葉とは明らかに異質です。

紅葉の栗駒山を再訪、神の絨毯を拝む
紅葉時期の栗駒山を再訪しました。前回は霧が立ち込め拝めなかった「神の絨毯」、少し早かったものの見ることができました。今回は、宮城側のいわかがみ平から登り、岩手側の須川温泉へ下山するルートをを選択。混雑ぶりは予想を上回り登山道が渋滞するほどでした。

6月には、秋田駒ケ岳のムーミン谷+チングルマを撮影しに行ったのも楽しかったです。天気があまりよくなく最高の写真にはなりませんでしたが、ムーミン谷は思っていたより秘境感がすごくて、歩いているだけで楽しかった。ついでに森吉山のお花を撮影したり、秋田犬と触れ合ったり、最高の撮影旅行でした。

【東北遠征2024その1】秋田駒ケ岳、チングルマ咲くムーミン谷へ
ムーミン谷のチングルマを目当てに、秋田駒ケ岳に行ってきました。初夏はシラネアオイやコマクサなど百花繚乱の様相が楽しめます。バスで八合目まで行けるため比較的楽に登頂でき、登山道も整備されていて初心者向き。一方、国見温泉から登るルートは車が必須となります。

近場の撮影としては、お花を撮影しにあちこち出かけました。

9月、飯能の巾着田は見頃ばっちり。圧巻の彼岸花を夢中で撮影しました。

ちょっとマイナーなところでは、町田市のそば畑を訪問。そばの花って近づくとあまりきれいではなく、なかなか難しかったです。

10月終わりには、吹上のコスモス畑を撮影しに出かけました。荒川沿いに、ものすごい数のコスモス!ここまでの規模はあまり見たことがないかも。

橋とのバランスもよくて、カメラマンがたくさんいました。

終わりかけの場所ではコスモス摘み取りOKで、みなさん嬉しそうに花束を抱えていました。コスモスまつりも開催されていて、パフォーマンスや地物の販売など楽しみ満載でした。

こうして振り返ると、2024年もたくさん遊んだなあと思います笑。これでも一応、フルタイムワーカーです。

来年も、たくさん遊んで精進して、素敵な年にしたいと思います。皆様もよいお年をお迎え下さい!今年も訪問し記事を読んで下さり、本当にありがとうございました。

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No Mountain, No Life.

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