こんにちは、くっかばらです。このブログでは、自分の経験からおすすめの山などを紹介しています。今回は、秩父の武甲山から子持山・大持山の周回です。

子持山・大持山のルートの状況はどうだろう?
10月中旬、秩父の武甲山に登ってきました。武甲山は二百名山であり、秩父側の山肌がふっとんでいるように見えるのが特徴です。
良質な石灰石が採取できた故のこの姿。複雑ですね。
低山の部類に入るので、秋から春が適期。特に、羊山公園の芝桜が満開の春に訪れたい山です。
車がない場合、アクセスはちょっと問題。西武秩父線の横瀬駅から歩くと、スタート地点の一の鳥居まで1時間半ほどかかります。

しかも、セメント運搬のトラックがいたりして、あまり快適ではない歩きです。
今回、レンタカーを調達して車で登山口まで行きました。一の鳥居に25台ほど停められ、最近その下部にも駐車場が用意されており、駐車に困ることはほとんどないと思います。

私は一の鳥居近くの路肩にスペースを見つけ、停めました。帰りがすごく楽でした。
駐車場からの往復だと、2・3時間で終わってしまいそうなので、武甲山から南へ伸びる登山道をたどり、子持山・大持山を周回して戻ることにしました。
動画も作りましたので、よかったら↓
武甲山・子持山・大持山のルート
一の鳥居から表参道を往復するのが最も一般的だと思います。
裏参道は、秩父鉄道の浦山口駅に通じているけど、マイナーだと思います。
今回、私は一の鳥居から表参道で山頂を踏み、南側にある子持山・大持山を回って一の鳥居へ戻るルートを取りました。
武甲山・子持山・大持山の登山レポート
一の鳥居駐車場(生川登山口)から表参道で武甲山へ
一の鳥居駐車場は25台程度なので、だいたい停められません。この少し下に新しい駐車場があるのでそこか、若しくは路駐です。


私は、近くの路肩にスペースを見つけて駐車できました。
一の鳥居駐車場の公衆トイレ、すごくきれいです。暖房便座だし、もちろんペーパーあり。手洗いせっけんもあり。


靴の洗い場もあって、どろどろの靴をきれいにできました。
入り口の地図をチェック。武甲山と子持山の間の下りと登り返しが大変そう。

時刻は8:45、出発です!最初は沢沿いの道。

道はよく整備され歩きやすいです。


不動滝に出ました。

たくさんのペットボトルが置いてあるのは、ボランティアで山頂トイレに水を運ぶため。

橋があるので、ひとりずつ。

この看板、武甲山の登山レポートでよく見ますね〜。がんばって、という手彫りがほほえましい。

9:30、大杉の広場に出ました。ここは広くなっていて、休憩によいです。

広場の真ん中には、大きな杉の木。枝が四方八方に出ていて、元気そうな杉です。

大杉の広場を過ぎると、道は少し急になります。道標があるのですが、分母がよくわからない。さすがに、50分の36だよね?と話しつつ進みます。

大杉の広場から上の道は、ぬかるみが割とひどいです。鬱蒼としていて、日が当たらないからかな。

前の方は、水を運搬しつつ急登をぐんぐん登っていく。

武甲山山頂
急登を登り切ると、広場に出ます。ここには公衆トイレもあるし、ベンチもあるので、休憩している人がたくさんでした。

山頂は、広場の上の神社の向こう側です。10:15、山頂に到着!

秩父市内を一望できます。芝桜の季節には、ピンクの絨毯が見えるはず。


山頂は、あまり休憩するという雰囲気ではなく、早々に後にしました。
武甲山から子持山へ
まだ10時過ぎなので、計画どおり子持山・大持山へ周回することにしました。

まず、どんどん下っていきます。足元はざれていて少し危ないです。

シラジクボというポイントに到着。ここから一の鳥居へ帰ることもできます。

下りきったら、今度は登り返し。200mほど登ります。なかなかきつい。

この周回コース、道は明瞭なものの、時々わかりにくい箇所があります。ピンクテープやGPSを頼りに進みました。

11:20、子持山に到着。山頂は少し広くなっているので、ここでランチ休憩にしました。

子持山の山頂から北側に開けたところを見ると、武甲山が見えました。こちらから見ると、単に普通の低山ですね。

子持山から大持山、下山
大持山へ進みます。子持山・大持山の間はあまり高低差がなく、楽に歩けるはず。
途中の雨乞岩というポイント。大きな岩が突き出ています。

北側の山々が一望できました。両神山はすぐわかりますね。二子山も見えました。

このあたり、ちょっとした岩場も出てきます。たいしたことはありません。

12:20、大持山に到着!もう休憩はいらないので、すぐに下山開始です。

表参道のぬかるみは嫌でしたが、こちらの周回コースは乾燥していて問題なし。

でも、激下りが続くため、滑りやすいです。

妻坂峠に到着。ここから一の鳥居へ戻ります。

妻坂峠から下の区間は、きれいな広葉樹の森が広がり、気持ちよかったです。

いったん車道に出ますが、森の近道を使うほうが一の鳥居へまっすぐ戻れます。

13:30、一の鳥居に戻ってきました。
周回コースは歩きやすく適度な強度もあるため、トレーニングにもよいです。次回は武甲山山頂は飛ばして周回してもいいなと思えるルートでした。
アクセスとデータ
| アクセス | × | 電車利用だと登山口まで1時間以上の車道歩きとなる 車なら登山口や付近に駐車可能 |
| 難易度 | ◯ | 武甲山の往復なら問題なし(道はぬかるんでいる) 周回ルートは急登や激下りが続くため足の負担は大きい ルートは明瞭 |
| トイレ | ○ | 一の鳥居にきれいな公衆トイレ(暖房) 山頂にも公衆トイレ(水はボランティアによる運搬) |
| 装備 | 特になし 周回ルートならストックがあるといいかも | |
| データ | 総距離:10.5km 行動時間:4h30m 累積標高:(上)1133m(下)1134m |


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