こんにちは、くっかばらです。今回ご紹介するのは、山形の銀山温泉。蔵王の帰りに、日帰りでひとり旅してきました。

銀山温泉のアクセスは?ランチはどこがおすすめ?
銀山温泉と言えば「おしん」。おしんの母が出稼ぎしていたところでした。最近は「千と千尋」のモデルになったのではとも言われていますね。最上川の支流に沿って古い木造旅館が美しく保存されています。
東京からのアクセスは良いですが、時間がかかるのと、バスとの連携がされていないところはちょっと辛いかも。山形新幹線で大石田駅まで3時間、はながさバスで40分ほどかかります。帰りはバスで大石田駅に着いた後、新幹線の時間まで1時間半ありました。周囲には目ぼしい観光施設などはありません。
銀山温泉でランチやお茶をするのも相当苦労します。今は感染症のためもあるでしょうが、とにかくお店が少ないです。カレーパンなどを売っているので食べ歩きでしのぎました。
とはいえ、大正・昭和情緒が漂い気分は一気におしん、または千と千尋になれる場所です。私はおしん側だ(笑)。
銀山温泉の観光
大石田駅へ向かう電車から見える雪景色がとてもきれいでした。おしんのテーマ曲が脳内再生されてしまいます。

バスで銀山温泉に向かいます。温泉街に車は侵入できないので、バス停からは少し歩きます。
すぐに何回も写真では見た光景が目の前に!銀山温泉は夜にガス燈が灯ったシーンが有名です。今回は宿が取れず昼間の訪問になりましたが、なんとか雪景色だけは確保できました。

左側の古勢起屋旅館は改修中でした。
平日ですが観光客、結構いました。それも若者が多いです。やはり千と千尋の効果でしょうか?
写真撮影しているうちにだんだん雪が強くなってきました。

銀山温泉の観光はなんというか、これだけです(笑)。南側の奥の方に「白銀の滝」という滝があるので見に行ったのですが、雪がすごくて進めなかったです。
ぐるぐる川の側を回っているのも寒くなってきました。立ち並ぶ旅館は扉をぴっちり閉めていて、なんなら「日帰り入浴はありません」などと張り紙があって、絶対入れない雰囲気(笑)。「おもかげ湯」「しろがね湯」などの共同浴場もあったり、足湯もあるので試してみるのもいいかもしれません。私は足湯に入ってみました。少しぬるくて硫黄臭が心地よい。タオルを持っていない人は向かいの店で調達できます。


銀山温泉のランチ・お茶事情
銀山温泉で困ったのがランチです。事前調査で「伊豆の華」という蕎麦屋さんに行こうと思っていたのですが、なんと臨時休業。南側の「瀧見亭」という蕎麦屋さんもしーんとしていて明らかに休業しています。どちらもグーグル先生では営業中だったのに・・・(泣)。コロナで仕方ないとはいえ打撃は大きいです。せめてカフェでケーキを食べようと思ったら大行列(大泣)。


万事休す、と思いきや食べ歩きというオプションがあって助かりました。まずは足湯の近くの「とうふや」さん。ここでは湯豆腐や揚げ豆腐のテイクアウトができます。そして温泉街の入り口にある「明友」さん。カレーパンが美味しいです。



とうふやの前に小さな小屋があって、そこで食べれば寒さを凌げます。いつも混んでいるので空いていたらラッキーくらいの気持ちでいる方がいいです。
念願かなっておしんの世界を見ることができました。木造旅館の美しさに感動!次は夜とガス燈を撮影してみたいです。スノーモンスターと銀山温泉、山形に魅了されすっかり山形ファンになった2日間でした。
アクセスとデータ
アクセス | ◯ | 山形新幹線で大石田駅へ(15%オフで片道10490円) 「はながさバス」で銀山温泉(約40分、片道720円) バスの本数は少ない 帰りのバスと新幹線の時間は連携していないので注意 |
トイレ | ◯ | 温泉街に公衆トイレがある(南側の端、昔の坑道の脇) |
お店 | そもそも飲食店の数が少ない 蕎麦屋の「伊豆の華」「瀧見亭」は臨時休業 唯一のカフェ「クリエ」は行列 揚げ豆腐やカレーパンなど食べ歩きは可能 お土産店は2軒営業 | |
宿 | 銀山温泉の旅館の予約はかなり取りづらい 夜とガス燈のシーンを見たいなら予約は必須 |
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