北関東

半月山を気軽に登って中禅寺湖の紅葉を楽しむ旅【紅葉2022】

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こんにちは、くっかばらです。このブログでは、自分の経験からおすすめの山などを紹介しています。今回は、奥日光の半月山です。

中禅寺湖の紅葉を楽しみつつ、登山もしたいな。

というときにぴったりの山です。

中禅寺湖周りの登山だと男体山をまっさきに思いつくところ。ただ男体山は2500m近くありなかなかハードです。

今回は、中禅寺湖の紅葉を撮影することが主な目的。機材が重いし時間もないので、半月山に登ることにしました。

半月山は標高1753m、中禅寺湖から歩いても2時間半です。さらに良いことに、山頂直下までバスの便もあります。

そして何より、半月山展望台からの眺めが素晴らしく、ザ・中禅寺湖な景観を楽しめます。

くっかばら
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紅葉時期はカメラマンに人気のスポットです。

紅葉時期は平日でも大混雑。バスも時刻通りには運行しません。

それでも紅葉の中禅寺湖は本当にきれいで、心洗われるよう。混雑にめげずに来てよかったと思いました。

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中禅寺湖・半月山へのアクセス

東武鉄道で日光駅へ、フリーきっぷが便利

東京からは東武鉄道の特急を利用するのが一般的。浅草が始発ですが北千住も通るので便利です。

始発は6:30ですが、この日はシリアスな登山ではないので浅草8:00発のけごん7号に乗車しました。

くっかばら
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電車にコーヒーを持って乗るのが好きです。浅草駅構内のタリーズは7:00オープンなので、遅い出発だとラテが買えて嬉しい。始発に乗る場合は道向こうのセブンで。

中禅寺湖行きのバスに混雑で乗れないことが心配だったので、なるべく駅の出口に近い進行方向寄りの号車に予約しました。列車の出口は左側です。

くっかばら
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座席は、下りは偶数シート、上りは奇数番号がワイドビューになります。

座席にコンセントはありません。東武のWifiは使えます。車内販売はないので買って持ち込みましょう。トイレはきれいです。

浅草から東武日光まで2時間弱で到着。駅前に中禅寺湖・湯元温泉行きバス乗り場があります。バスはフリーきっぷが便利。

バスだけのフリーきっぷだと、「中禅寺温泉フリーパス」(2300円)「湯元温泉フリーパス」(3500円)が便利。東武日光駅で購入できます。半月山へのバスには乗車できないので注意です。

鉄道往復運賃とバスを合わせた「まるごと日光東武フリーパス」。浅草発だと4810円、湯元温泉までのバス区間もフリー乗車できます(半月山行きもOK)。浅草からの往復運賃は2780円なので、バスだけのフリーきっぷより更にお得感があります。東武の各駅で購入できます。

私が購入したのが、「デジタル中禅寺・奥日光フリーパス(Nikko Maas)」(浅草発着4500円)。スマートフォンにきっぷを表示できるものです。内容は「まるごと日光東武フリーパス」と同じ。アカウント登録とかが面倒でなければ、こちらが最安ですね。

Nikko Maasを買った場合は、交通系ICをピッとしないように注意、駅員さんに声をかけて通ります。特急券はもちろん別途購入が必要になります。

どのフリーきっぷも施設優待なんかがついているので、中禅寺湖遊覧船に乗るときなどはチェックしてみてください。

日光駅からバスで中禅寺湖へ

駅前のバス乗り場へダッシュ!平日なので高齢の方が多く、ぶっちぎりでした(笑)。

でもすでにかなりの人が並んでる。紅葉時期の中禅寺湖をなめてはいけませんね。

東武日光駅前のバス乗り場

バスに乗れなくなることを恐れていたのですが、この日は臨時便が出たので結局は大丈夫でした。

運良く一番前の席に座れたので、いろは坂の紅葉を楽しみながら1時間ほどのバスの旅。

いろは坂は紅葉

いろは坂はスムーズに流れていましたが、明智平に近づくと詰まりはじめました。明智平は駐車場も混んでいるし、ロープウェーに乗るのも行列です。

明智平

明智平を過ぎればすぐに中禅寺温泉バスターミナル・・・なのですが二荒橋交差点でも渋滞。

くっかばら
くっかばら

遊覧船に乗る人は、その先の「道の駅中禅寺」バス停が最寄りです。

半月山のルート

半月山へは、中禅寺温泉バス停そばの茶ノ木平登山口から歩いて登るコースだと2時間半。

中禅寺温泉から半月山行きのバスに乗れば、山頂直下のバス停から徒歩30分弱。

下から歩いて登るつもりだったのですが渋滞で遅くなったので、半月山行きのバスに乗り、途中の「中禅寺湖展望台」で下車。山頂まで40分ほど、楽しそうなところだけを歩くルートを選択しました。

中禅寺湖展望台からは、木に遮られて眺めはいまいち・・・。

中禅寺湖展望台バス停
中禅寺湖展望台からの眺め

左奥の登山道に入っていきます。日当たりよく気持ちのよい木立の道が続きます。人はほとんどいません。

気持ちよく歩ける道ですが、時々ルートが不明瞭で、けもの道に迷いこみそうになります。

左右にトレースがありますが、ここは木を乗り越えて直進が正解
急斜面のトラバースも

意識的にとばして20分ほどで山頂に到着。眺望もなく暗い場所なのでさっさと次の展望台へ。

半月山の山頂、雷鳥さんとパチリ

山頂から展望台はすぐ。小さな展望台なのですが、下の駐車場・バス停から登ってきた人達でお立ち台状態になっていて驚きました(笑)。

なんとかもぐりこみます。

半月山展望台から紅葉の中禅寺湖を撮影

少し薄曇りでしたが、八丁出島と中禅寺湖、むこうに男体山の構図で撮影できました。

展望台のどこから撮影するかは重要で、左側が人気です。上の写真は左側から撮影したもの。

なぜかというと、右側から撮影すると樹木が入ってしまうのです。

右側から撮影すると木がはいってしまいます

当然、左側は人気で、順番待ちのような状態になっています。

だいたいは撮影後入れ替われますが、遊覧船とのコラボ写真を出待ちしているカメラマンが陣取っているときも笑。

左側から撮影したいです

八丁出島の紅葉が素晴らしく、望遠で撮影してみました。八丁出島とは湖の南岸から突き出ている細長い半島です。

八丁出島

カメラマンさん達は遊覧船とのコラボを狙っています。私もトライしてみました。

遊覧船と八丁出島

私が展望台に到着したのは12時をまわったくらいだったのですが、撮影の時間は午前中のほうがいいかも。八丁出島に光があたって、紅葉をもっと鮮明に撮影できると思います。

半月山駐車場から紅葉を撮影

半月山展望台から中禅寺湖へ下ることもできますが、私はバスに乗るため半月山駐車場へ下りました。

半月山駐車場へは急な道です。滑りそうだし登山靴のほうがいいと思います。

半月山展望台付近から駐車場を見下ろす
駐車場への登山道

駐車場は広いですが、トイレはありません

でもこちら側に下りてきてよかった!駐車場の向かいの山の紅葉が素晴らしかったのです。八丁出島よりすごいかも。

駐車場の向かいの山の紅葉

思いがけない紅葉の絶景でした。

イタリア・英国大使館別荘記念公園へ

半月山駐車場から再びバスに乗り、イタリア・英国大使館別荘記念公園で下車。

まず英国大使館別荘へ。木立がきれいな湖畔の道を歩いていきます。

英国大使館別荘

公園だけにいるなら無料ですが、入館するなら300円です。

内部にはアーネスト・サトウ氏の展示物があって歴史も学べて楽しいです。2Fにあがると湖に向けてオープンエアになっていて、素晴らしい眺め。

自分の別荘だったら・・・としばし妄想にひたりました。

2Fからの眺め

英国大使館別荘に入館した大きな理由・・・それはスコーンです!

スコーンと紅茶のセット、1530円なり。高っ・・・(笑)いのですが、スコーンとクロテッドクリーム、おいしい!くるみが入っていました。紅茶はダージリンをチョイス。

なにより雰囲気がとてもよいです。調度品や装飾を見ているだけで楽しい。

カフェの席数は4席。なので入店まで結構長く待ちます。

ひとりなので相席どうぞ、と言ったら、現在はコロナで相席はできないそう。

くっかばら
くっかばら

カフェは15:30までですが、待ち人数次第で早じまいするので注意です。

カフェに入らなくても、ソファーでゆったり過ごすだけでも価値は大ありだと思います。Wifiもあるし、トイレもきれいです。

1F

次は、イタリア大使館別荘へ。湖畔を歩いて行けます。こちらは昔のままの趣を残す、味わいある建物です。

こちらも中に入れます。この日はウェディングフォトの撮影をしていました。すてき!

4時、秋の日はつるべ落としです。帰路につくため中禅寺温泉へ帰るバスを待ちます。渋滞の影響かまさかの30分遅れでバスが来ました。

中禅寺温泉で日光駅行きに乗り換え、いろは坂を下ります。この時間でもまだ車はのろのろ。予約してある特急に遅れそうで焦りました。

紅葉の中禅寺湖の混雑は想像以上でしたが、最高の景色を堪能できた秋の1日でした。

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No Mountain, No Life.

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