こんにちは、くっかばらです。このブログでは、実際に宿泊した山小屋やテント場などをレポートしています。今回は、三つ峠の四季楽園です。

四季楽園、休憩しかしたことがないけど宿泊はどんな感じ?
三つ峠の最高峰、開運山直下にある四季楽園。登山で休憩に立ち寄ったことはありますが、宿泊したことはありませんでした。
宿の前で、クライマーさんたちがわやわやと準備をしていたのが印象的でした。
今年は三つ峠でのグループ講習で四季楽園に3度も宿泊することに。記念に宿泊レポートを書いてみようと思います。

クライミングの基礎講習を修了することができました!
四季楽園の予約・受付

予約は電話になります。1泊2食9500円。素泊まりもできます。
受付にはいままで来た有名人の写真やサインがたくさん!今上陛下のお写真もありました。
屏風岩は自衛隊や消防の訓練にもよく使われています。「岳」という映画のロケも行われたそうです。

屏風岩でロケに使用したルートが「岳ルート」として残っています。
四季楽園の部屋

2Fに、6畳くらいの小部屋が10室ほどあります。グループ毎に使えるようです。ソロだとどうなるかは不明です。
部屋には炬燵があるので団らんにも良さそう。

部屋での団らん禁止のルールはなさそうです(実際団らんしているグループもいました)。
おふとんはふっくらしていて快適でした。
四季楽園の食事
四季楽園で一番印象的だったのは食事のボリュームです。とにかくものすごい量!男性でも多いと思います。自衛隊や消防隊の宿泊が多いせいかもしれません。
たくさん食べてクライミングをがんばってほしいというご主人達のありがたい心遣いですね。
でも、降参ですすみません・・・。なんとか9割ほど食べましたが、お腹が真剣にはちきれそうで部屋で転がっていました(笑)。
でもお味はとてもおいしいです!夕食のメニューは日によって変わりますが、この日はお刺身、焼き魚、肉団子にチキンフライ。お刺身は新鮮で、チキンフライはサクサク!


ご飯はおかわり自由。お茶も頂けます。
四季楽園の施設・サービス
トイレと洗面は1Fの奥にあります。トイレは男女共用が2室、その他男性用が2室。ペーパーは箱に入れます。
洗面は2口で、手洗いフォームやペーパータオルがあります。どちらもとても清潔です。

四季楽園では、夏期にはお風呂・シャワーが使えるらしいです。らしいというのは、私は大人数のグループだったので利用していないため。
受付では飲み物やおつまみが買えます。生ビールもあるし、外にはビールやソフトドリンクの自販機も。
見た限り、ランチは提供していなさそうです。でも宿泊者は頼めばおにぎりを作って頂けます。
お湯は食堂のカウンターにあるポットから頂けます。

休憩で外のテーブルを利用する場合は100円を木の箱にいれましょう。外トイレもありますが、中のトイレを利用したい場合は声をかければOKのようです(200円)。



四季楽園での電波状況
ドコモは4Gが入りました。時々弱くなるものの概ね大丈夫でした。
各部屋にコンセントがあって充電できます。
四季楽園付近から眺望を楽しむ
三つ峠は、富士山の眺めが美しいスポットのひとつ。カメラマンにも人気です。
開運山の山頂からは、晴れていれば素晴らしいこの眺め!

四季楽園から開運山の山頂へは、ほんの15分ほどです。
四季楽園からは直接富士山は見えませんが、少し小高くなっているところまで行くときれいに見えます。下の写真で、土が露出している部分です。

四季楽園から少し先に行ったところに三つ峠山荘がありますが、ここからも富士山が見えます。


三つ峠山荘前にはベンチがたくさんあります。昼間はカメラマンを含め自由に利用できるのですが、夕方から朝は宿泊者専用になるので出待ちはNGです。(看板あり)
富士山がきれいに見える日はラッキーで、曇っていることが多いと思います。私が四季楽園に宿泊した3回とも、全部❌でした。
それでも、こんなふうに雲海がきれいに出ることがあります。

また、四季楽園からは、屏風岩(クライミングゲレンデ)がきれいに見えます。今回訪問時は紅葉が始まっていて、さらにきれいでした!

四季楽園の特徴〜富士山の眺めや雲海が美しい。炬燵が嬉しい清潔で快適なお宿、食事はおいしく大食漢向け
三つ峠は日帰りできるので、グループ講習がなかったら泊まることはなかったかもしれない四季楽園。
でも、宿泊して朝や夕方の富士山をゆっくり楽しむのも素敵です。いつか個人で泊まって、開運山の山頂からの赤富士や紅富士を撮影してみたいなあ。
四季楽園に泊まって、三つ峠から笹子へのトレイルをたどったり、黒岳・十二ヶ岳、鬼ヶ岳へ縦走するのも楽しそう。色々プランが膨らみます。
今度泊まるまでには完食できるようになっているかな!?
三つ峠登山のレポートを過去に書いています。よろしければどうぞ↓

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