北アルプス

双六小屋に宿泊、快適すぎて驚きの滞在

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北アルプス

こんにちは、くっかばらです。このブログでは、実際に宿泊した山小屋やテント場などをレポートしています。今回は、双六小屋です。

すごく評判のよい小屋だけど、どうかな?

黒部源流ソロ縦走の最終日、双六小屋に宿泊しました。

双六小屋は黒部源流と槍ヶ岳をつなぐ重要な基地。それだけで十分と言えますが、清潔さや快適さでとても評判が高い小屋です。

有名なのは、夕食の天ぷら。肉肉しいメニューが苦手な私にはありがたいです。

小屋のサービスも充実していて、特に外来への食事提供は夕方まで続き、テント泊の人も安心だと思いました。

ケーキセットもあると聞いていて、絶対オーダーする!と意気込んで宿泊しました。

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双六小屋のアクセス

新穂高温泉からCTで7時間強、登りの累積標高1600m。小池新道は整備ぶりもよくて、登りはきつそうですが、1日で行けると思います。

私は、雲ノ平から向かいました。途中、三俣蓮華岳・双六岳に寄り5時間くらい。水晶・鷲羽も回ってくるなら、7・8時間かかります。

黒部源流と槍ヶ岳を結ぶ縦走路にあり、槍ヶ岳から来ていた人もいました。

双六小屋の予約・受付

予約はオンラインでできて便利です。

くっかばら
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PWを3回間違えると、しばらくロックされてしまうので注意です。

キャンセルについては当日の自己都合は100%という以外、特に決まりはないようです。良識的に、ということですね。

玄関の横に受付があって、外来の食事は靴を脱がずにオーダーできます。

朝食不要にしてもらい、1泊夕食12600円を支払いチェックイン。靴は玄関に靴箱があります。

くっかばら
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名札タグがありますが、私はロックを持って行きました。山で靴を盗まれた人の話が悲惨すぎたため・・・

受付の中にはお宿のレセプションのように常に女性が2・3人いて、とても優しい対応でした。

もはや山小屋とは呼べない感じです。

双六小屋の部屋

割り当てられた部屋は、東館2Fの「コマクサ」という小部屋。二段ベッドが3個(6人用)ある部屋でした。

私は真ん中の上部分。個室状態になっていて快適!

くっかばら
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予約のとき「個室希望」にチェックを入れておいたし、すごく早く到着したためか、優先で割り当ててもらえたようです。

おふとんはふかふか。掛け布団の顔にあたる所には不織布がかけてありました。

双六小屋の食事

夕食は到着順に割り当てられ、私は17:00からの1回目でした。

双六小屋の夕食メニューが天ぷらなのは有名ですね。野菜と鶏肉の天ぷらで、抹茶塩でいただきます。

山では野菜が不足しがちだし、私はもともと草食メインなので嬉しい。

さくさくに揚がっていました。

ごはんとお味噌汁は、テーブルごとに置いてあるものを皆さんでよそいあう形。

くっかばら
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朝食はつけずに出発したので内容はわかりませんが、一番早い回で4:30というから驚きです。

双六小屋では、外来メニューが充実していることも特徴。

多くの人が食べていたのは皿うどん、おでん、カレー。夕方まで頼めるので、テント泊の人も晩ごはんに利用していました。

私が絶対頼もうと思っていたのが、ケーキです!

数種類選べますが、私はチーズケーキを注文。飲み物ととセットで1100円でした。

ケーキを山で食べると、なぜか貴族になったような気持ちに笑。

とてもおいしかったです。このフレッシュな状態で山に運べるってすごい。

双六小屋の施設・サービス

まず特筆すべきはトイレのありえないレベルのきれいさ。水洗・暖房便座で、ペーパーは流してOKです。

くっかばら
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今まで宿泊した小屋では白根御池小屋のトイレが一番きれいでしたが、記録を塗り替えたかも。

個室は10こくらいあるので、少し並んでもすぐに解消します。男女一緒ですが、男性の小用も小部屋になっているのでお互い安心ですよね。

くっかばら
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女性専用の個室もふたつくらいあります。

洗面所も、ついたてあり、鏡あり、手洗いせっけんあり、ペーパーありと至れり尽くせり。なんとゴミ箱は、手をかざすと開きます。

次に特筆すべきは、強力な乾燥室です。大きいし、がんがん炊いてくれているので、汗で濡れたウェアを干したら2・3時間で乾きました。

更衣室は乾燥室の隣にありました。

談話室は広く畳敷き。大きなテーブルと座布団があり、夕食前後にはほとんど居酒屋状態と化していました笑。

くっかばら
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テレビでは大リーグを放映していたりして、家にいるみたいでした(驚)。

早く着いて時間があったので、書庫にあった、山のリスク関連の本を一気読み。

くっかばら
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やや学術的な内容ですが、リスクを突き詰めて考えることができる本です。

飲料水は洗面から取れます。お湯は廊下にポットが置いてありました(無料)。

双六小屋での電波状況と充電

ドコモは3Gしか入りませんでした。小屋の説明書きによれば、少し登ると入るみたい。

Wi-Fiは有料(確か500円くらい)、AUユーザーは無料で利用可能でした。QRコードで読み込んで登録、利用は消灯まで、といった説明が書いてありました。

充電については、談話室のコンセントは全てふさがっていたので、廊下のコンセントで充電しました。

特にお金もいらないので有り難いです。

双六小屋の特徴〜山々をつなぐ重要基地でありながら、清潔・便利・快適。夕食の天ぷらは草食系には嬉しい。外来メニューも充実

全方位的に完璧な山小屋でした。トイレのきれいさは感動ものだし、洗面もノーストレス。

充電もお湯も細かいお金は不要で、小屋の大きさから来る余裕みたいなものを感じました。

食事はおいしいし、外来メニューも充実していて胃袋も満足できます。

唯一、人気のグッズが売切で残念だったくらい。あとすごく細かいのですが、自販機にネクターがあって、懐かしくて飲みたかったけど売切だった・・・。

素晴らしく快適な滞在となりました!

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No Mountain, No Life.

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