素敵な宿

【東北遠征2024その4】妙乃湯(乳頭温泉郷)に宿泊

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素敵な宿

こんにちは、くっかばらです。このブログでは、実際に宿泊した素敵なお宿をレポートしています。今回は、秋田県乳頭温泉郷の妙乃湯です。

乳頭温泉で、女性ソロでも楽しめるお宿は?

乳頭温泉郷には7つの温泉と宿があります。それぞれ特徴があり選ぶのも楽しいです。

過去に宿泊した黒湯温泉は、秘湯の湯治場といった雰囲気や山菜料理が素敵な宿でした。

角館での観光に続き、東北遠征の締めくくりとして、乳頭温泉妙乃湯に予約を取りました。

こちらにした理由は、主に女性ソロでも泊まりやすそうだったから。HPには「都会で働く女性が温泉で心と身体を癒せる宿」とあり、写真で見てもいかにも女性に好まれそうな感じ。

それから、他のお宿はソロを受け付けていなかったこともあります。

くっかばら
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黒湯温泉はソロOKのはずですが、予約いっぱいでした。

黒湯温泉に比べて料金は上がってしまいますが(1泊2食30000円)、フリーの暮らしを投げ売り雇われ人になって1年。自分にお疲れ会を開くことにしました。

くっかばら
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人見知り+話下手で、普通のお勤めが苦しいです笑

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妙乃湯のアクセス

秘境にありながらもアクセスが良い乳頭温泉郷。

JR田沢湖駅で新幹線を降りたら、羽後交通の路線バスに乗り約1時間で到着します。運賃は1000円を切るというありがたさ。

 

くっかばら
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バスは1時間に1本程度あります。現金かPayPayで。Suicaは使えません。

妙乃湯の予約・受付

予約はオンラインでできます。7日前からキャンセル料がかかりますが、リマインダーが来た日はすでにキャンセル料がかかる日に入っていましたので、自分で注意する必要があります。

宿の真ん前のバス停を降りると、お宿の方がすぐに出迎えてくれました。

素敵な玄関としつらえに、期待が高まります。

お宿の向かって左手には川があります。川沿いは歩けないけど、渓流の眺めが温泉や部屋から楽しめるつくり。

玄関を入ると受付がありますが、チェックインは渓流沿いのダイニングへ案内されました。

お茶とお菓子を頂きながら説明を受けます。お茶には、渓流の青紅葉がリフレクション!

妙乃湯の部屋

予約していた部屋は渓流側でした。窓から見える新緑がフレッシュです。

洗面にはポーラのトラベル用アメニティ。細かいところで女性向け気遣いを感じます。

目についたのが、家具や内装が素敵なこと。部屋に置いてあった本を読んだら、女将さんはもともとインテリアコーディネーターのお仕事をされていたとのことで、納得でした。

部屋には必要なものは何でも揃っています。妙乃湯ブランドのコーヒーがあったのは驚きでした。

妙乃湯の温泉

妙乃湯では温泉の写真撮影は禁止です。女性の心を掴むような素敵な仕掛けがたくさんあったので、お見せできないのが本当に残念。でも節度あるブログ運営のため我慢しました。

妙乃湯では金の湯、銀の湯というふたつの源泉があり、金の湯は茶褐色、銀の湯は透明です。臭いはなく、なめると少しだけ塩味がしました。

くっかばら
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以前泊まった黒湯では、お湯が白濁して硫黄臭もありました。乳頭温泉郷ではほとんど白濁だと思いますので、妙乃湯は異色ですね。

内湯・露天風呂ともふたつずつあって、夜8時に入れ替えとなります。その奥の混浴風呂は女性もいつでもタオルを巻いて入ってOKだし、17:00から18:00は女性専用に。

女性は夜8時までは渓流側の温泉、夜8時から朝までは森側の温泉でした。チェックイン後、渓流側の女性風呂へ。

ここの金の湯は露天になっています。露天感はあまりなく半分屋内なのですが、湯船には寝椅子が3つ置いてあって、楽に浸かれる。よくある寝湯だとお湯が薄くてお腹が寒かったりしますが、そんなこともなく、とても良かったです。

くっかばら
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ここで1時間、浸かっていてふやけました笑。

夕食前に混浴に向かいました。渓流沿いで、ごうごう流れる川の音を聞きながらの湯浴みです。野天風呂は金の湯で、茶褐色。銀の湯には屋根がついています。

くっかばら
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ここの銀の湯、インバウンド風のアジア女性達が陣取っていて入れず。彼女ら、入浴もせずへりに腰掛けてずーっと喋ってました。話し下手の私から見ると、よくあんな話すことあるなと驚き笑

夕食後はいったん寝て、夜中にもうひとつの湯へ行ってみました。ここの金の湯は内湯で岩風呂、銀の湯は階段を登って2Fと3Fにあります。2F部分は玉砂利が敷き詰められ足裏つぼ押し効果ありです。3Fは露天風呂。森のそば、大きなブナ(多分)の木を見上げながらの湯浴みで、瞑想したりしてゆったり過ごせました。

脱衣所にはマッサージ機があって嬉しい(渓流側にはなかった)。夜中で誰もいないし、たっぷり30分くらい座ってました。

置いてあったのは、「モミラックス」というらしい。手頃な価格なので自宅にも欲しくなりました。

最後の湯浴みは貸切風呂。宿泊者は無料で30分割り当ててもらえます。時間を選べるので、私は早朝5:00からにしました。

貸切風呂は、混浴に向かう通路の途中にあります。この貸切風呂がとても良かったです。渓流と森の真ん中にあって両方の雰囲気が楽しめるし、お湯は銀の湯ですが少しとろみがあって。早朝だったからかもしれません。

どこでもアメニティは充実していました。すごく便利だったのが、部屋の鍵ボックスです。タッチスクリーンで暗証番号を設定できるタイプで、使い方も簡単、安心して長湯できました。

妙乃湯の食事

湯浴み後、楽しみの夕食です。案内された席は渓流側に向かった席。ソロだと、こうやって何か見るものがあるとありがたいです。

前菜は美しく盛り付けられていて、テンションアップ!岩魚や鮎、生姜など、夏を感じる食材です。

先付けのじゅんさいの酢の物、とってもおいしかった!調べてみたら、秋田のじゅんさいって有名なのですね。

続くは、ふかひれ餡の茶碗蒸し。これは、後ろのインバウンドグループを意識したメニューなのか?と思いつつ、おいしく完食。

次は、稲庭うどんです。ここで?と一瞬思いましたが、かわいいサイズでした。

秋田の郷土料理、山菜貝焼き。おつゆは貝の出汁が濃く、元気になれそうな味です。

三陸産のうに。本物のうに食べたの何年ぶり?まわるお寿司やさんのとは全然味が違いますね〜。濃厚で海の味がするというか。

面白かったのが、わらびのお浸しです。食べるのに少し苦労しましたが、おいしい。

メインは秋田県産、由利牛のしゃぶしゃぶです。予約時、きりたんぽ鍋かしゃぶしゃぶか選べます。

ポン酢に柚子胡椒を入れるということで驚きましたが、意外に合ってました。

そして〆はあきたこまち。きのこ汁も素朴でおいしい。いぶりがっこももちろん添えて。

デザートは、フルーツポンチのような感じで、赤いジュースはその場で注いでくれました。

秋田の食材を生かしたシンプルなお料理が多かったですが、素朴な感じが良かったです。

翌朝、朝ご飯は特別に7:15からにして頂きました。朝食会場は、昨晩とは違う所、道沿いです。

くっかばら
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本当は7:30から。早出しなければならず、無理を聞いてもらいました。

ご飯に合うおかずがたくさん!朝から2杯もおかわりしました。

妙乃湯の施設・サービス

お宿には自販機はありますが、食べ物の類は売っていません(お土産はあるけど)。

館内は割と小さく、自分の部屋か温泉かしか、時間を過ごせるところはないように見えました。

妙乃湯での電波状況

WiFiの接続は良好でした。

妙乃湯の特徴〜女性ソロでも気を使わず過ごせるサイズ感、温泉は川や森の景観が素敵で寝湯や貸切温泉が最高。食事も豪華で癒やされること間違いなし

それぞれのお湯で色々な楽しみができるので、湯浴みに飽きることがありませんでした。

渓流側の金の湯で1時間近く寝湯が出来たのが一番気に入った点。貸切風呂の銀の湯も森の近くで癒やされました。

食事は、あまりこねくりまわさず素材を生かしたシンプルな料理で、山や海の滋養が素直に体に沁みる感じがしました。

何よりソロでも気兼ねなく食事できるセッティングが嬉しいです。

都会で仕事に疲れた女性がゆっくり過ごしたら、元気になること間違いないです。

私も、この旅であともう少しはがんばれそうな気がします!

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No Mountain, No Life.

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