こんにちは、くっかばらです。
花粉症の皆様は、3月をどのように過ごしますか?酷めの花粉症患者の私は、あまり外へ行かず、夏の山行の計画をしたり、道具の棚卸しをしたりして過ごします。
この時期は山の記事をアップできないので、今回は気の向くままにだらだらとカメラの記事でも書こうと思います。少し長めになってしまうかも。

登山にフルサイズ機+レンズ+三脚+アクセサリーは重すぎ。小型軽量のサブ機が欲しいな。
写真を趣味にすると、色々な沼が待ち構えていますが、レンズ沼と並んで恐ろしいのが本体沼。アマチュアカメラマンでも、複数持っているのではないかと思います。

私はSonyで揃えているからまだましですが、他社製品にも目をつけだしたら破産への道しか見えない笑。
現状、私のカメラたちは、メイン機(フルサイズ)に加え、登山用の軽めのサブ機、というラインナップです。
メイン機(α7M4)
メイン機はSonyのα7M4、ミラーレスのフルサイズ機です。M3と比較して、静止画だけでなく動画の機能が充実しています。
ハイアマチュアモデルなので、私の腕前には素晴らしすぎる本体です。普段はF4通しの標準ズームとと普通の望遠ズームの2本で撮影していて、そこそこどんな被写体や環境にも対応できます。
レンズ沼が怖すぎて単焦点には手を出せていないです笑。
ミラーレスとはいえ、大きくてずっしり重い(本体だけで650g)。これにレンズをつけ本格三脚を持てば、機材だけで2.5kg超え。
なので、登山のときはほとんどサブ機です。

フルサイズ機を首からぶらさげて登山していると、「良いカメラだね〜」などと声をかけてもらえることが多くて、そこからお話が広がったりして楽しいんですけどね。
前のサブ機(α6400)
前のサブ機は、α6400。これに標準から望遠300mm(フルサイズ換算)までカバーするSonyのAPS-C用ズームレンズを使っていました。
センサーサイズはAPS-Cという少し小さなものになるので、軽量なのがポイントです。それでもそこそこサイズ感はあります。
ただ、昨年、レンズの不具合が出てしまったんですよね、しかも登山中に(赤岳)。
色々検討して、この際、首からぶらさげるAPS-Cではなく、ポーチに完全に収めることができるコンデジをサブ機にすることにしました。

カメラ、登山中に何度ぶつけたり落としたりしたか。そのうち、転んでもカメラだけは死守できるという特殊スキルを会得しました笑。
サブ機の条件
サブ機の絶対条件は、以下の3点でした。
- 小型軽量なこと(ポーチに入る)
- 望遠域をカバーすること(最低200mm)
- センサーサイズが最低1インチはあること
Sonyだけでなく他社製品も検討し、結局選んだのがSonyのサイバーショットシリーズのRX100M7です。
購入時点で、望遠域をカバーするコンデジで小型軽量なものがありませんでした。Sonyだと同じサイバーショットシリーズで、RX10M4が600mmまでカバーできるのですが、質量が何と1kg超え。サイズも大きいし。
だったら、APS-Cで良いよね?ってなってしまいます。
RX100M7は定価が217,800円で、Sony会員は割引があったり、その日の抽選会で5000円の商品券を当てたりして(笑)、支払ったのは188,100円。
前のサブ機α6400は、Sonyの下取りに出しました。APS-C用のレンズも一緒に売り、全部で92,000円で売れました。

Sonyの下取り額は、同日なら購入料金から引いてくれますが、後日下取りにすると商品券になってしまうので注意です。
実質、10万円以下でハイエンドコンデジが購入でき満足でした。ありがとうα6400・・・。このブログの写真、山の記事はほとんどα6400で撮っていたので、ちょっと寂しい。
RX100M7のレビュー
前置きが長くなってしまいましたが、サイバーショットRX100M7のレビューを。
外観
外観は黒くてスタイリッシュ。

とにかく小さくて軽い。私のiPhoneはSE3で小さいのですが、それと比べてもこの小ささ。

背面のモニターは手前に引き出せます。角度のある撮影をするとき便利。
撮影設定部分は、Sonyの他の機種とほぼ同じつくり。Sonyユーザーの私にとってはとても使いやすいです。

レンズを望遠側に伸ばしたところ。

なんと、ファインダーもあります。私は静止画の撮影はファインダー越しが好き。動画ではほとんど使いませんが。


ちなみに、このブツ撮りはα7M4 でしてます。JPEG撮って出しだけど、質感と表現力はやはりiPhoneとかには敵わないと思います。
特に気に入っている仕様
- 光学ズーム8倍で、200mm換算まで出せること
静止画の場合、山で雷鳥に出会ったりしたら遠くから撮影できるし、望遠側でぼけを作ったりもできます。
サブ機は、外岩クライミングの動画撮影でもよく使います。そのとき、上の方へ登っていった人に望遠で寄れるのも便利。

YouTubeのクライミング動画はだいたいスマホの固定ショットですが、私は手持ち撮影でクライマーを追尾し、シネマティックに仕立てるのが好きです!
- AFが優れている
高精度なAF追随が可能で、高速連続撮影に耐えうる技術を使っているみたい(よく分かっていない・笑)。
なんでも、Sonyのプロ用モデルであるα9と同じAF追従機能を搭載しているらしいです。α9は動体撮影に優れているとされます。
その言葉どおり、例えばクライマーを追尾していてもピントが外れることがほとんどありません。なんなら、高精度なAF追随のせいか、風に揺れる木とかにピントを持っていかれてしまったことが笑。ピーキングを使ってマニュアルでピント合わせすべきでした。

RX100M7は、動画のフォーカスモードがコンティニュアスかマニュアルのみです。
- 小さなボディに色々詰め込まれている
ファインダーもあることは上述しました。その他、イヤホンジャックもあって、音声を確認しながら動画撮影ができるのは便利だと思います(まだ使ったことはない)。

少し困る点
このように、すごく満足なサブ機なのですが、細かい点で残念な点がいくつかあります。
- バッテリーの持ちが(とても)悪い
特に動画撮影時に顕著です。クライミングのトライを数本撮影すれば、ほぼ空になってしまう。これは辛いです。
モバイルバッテリーで給電しながらの撮影で、やっと1日行ける感じ。
- 暗所に弱い
センサーサイズを考えれば仕方ないです。それでも、少し日が陰っただけでISOが6400くらいに上がってしまいます。
- Micro USB-B端子
私はiPhoneがそもそもLightningだし、MacbookはUSB-Cだけど旅先で細かい作業をPCですることはないので、あまり困っていないです。
ただ最近のトレンドはUSB-Cで統一する方向なので、デメリットではあると思います。
- お掃除が難しい
特にレンズ部分が小さくて掃除しにくく、レンズ一体式なのでもしセンサーにホコリがついたらSony行きなのかしら・・・と考えると面倒くさいです笑。
- 発売から時間が経っている
2019年8月発売ということで、そろそろ後継機が出るのでは、というのが気になるところ。購入時、Sonyスタイリストさんに聞いたのですが、多分ないですねーという感じで、まあ教えてくれるわけはないですね。
スマートフォンの台頭でコンデジはお役目終了感があり、コンデジに力を入れているメーカーはないような印象なので、もしかすると生産終了の方向だったりして・・・。
- 動画撮影で、クイックモーションがない
スローモーションはあるのですが、クイックモーションはありません。動画編集時に調整すればいいので困るとまでは言えないのかも。
- Creators’ Appが使えない
Creators’ Appとは、Sonyのカメラをスマホ上で操作したり、撮影した写真を取り込んで転送できるアプリケーションです。
α7M4は当然連動していて、即インスタにあげたいときなど、とても便利に使っています。カメラとスマホをWi-fiでつなぎ、写真を取り込めます。
これを使えないのは痛いです。

悪い点が多いように見えますが、どれも小さな点。良い点が大きく上回ります。
RX100M7の作例
静止画
昨年、コスモス畑を撮影したものです。



広角側はきっちり撮影できます。記録にはまったく問題なし。
寄せ画、一応ぼけます。でも、とろけるようなぼけじゃない・・・。もうちょっと工夫したらもっととけるようにぼかせるのかな。
RX100M7は記録用のサブ機であり、作品づくりに使うことはないと思います。
センサーは1.0型でコンデジとしては大きめで、レンズはZEISSを使っているということで、画質には定評があるみたい。
でも、どうしてもα7M4と比べると、見劣りしてしまうんですよね・・・。センサーサイズが違いすぎて、そもそも比較対象ではないのですが。
動画
クライミングシーンを撮影したものがこちら↓(クライマーは私です。登りに関しては発展途上中ということで笑)
自分で自分を撮影しているので、三脚を使った固定ショットです。なので少し冗長で退屈なのは否めない。完登の記録なので、これで問題ないんですけどね。
他のクライマーを撮影するときは、手持ち撮影で少しカメラワークも取り入れ、核心部では思いっきり寄せてクライマーの背中の緊張感を表現したいと思っているので、少しはシネマティックになっていると思いたいです(動画を差し上げた人にそう言われたことはないですが笑)。
その場合、手ブレ補正が重要ですが、RX100M7には普通の手ブレ補正に加え、「インテリジェントアクティブ」というさらに強力な手ブレ補正がついています。これはα7M4 にはない機能です。

手ぶれ補正を使うと画角が変わるので注意です。
比較のため、α7M4で撮影したシネマティック動画はこちら↓
いやーやっぱりα7M4の質感と表現力には敵わないですね。これで一度クライミングシーンを撮影してみたいけど、岩場に持っていて落としたりしたらいやだし、やはりクライミングシーンはRX100M7に任せることにします。
必須のアクセサリ
まず必須なのはモバイルバッテリー。給電しながら撮影したりします。
私はAnkerを使っています。給電2・3回は行けるので、1日持つ感じ。

動画撮影だと、三脚は絶対必要ですね。手持ち撮影もするので、Manfrottoのミニ三脚を愛用しています。

これは、角度も一応上下左右に変えられます。ただ、クライミングシーンだと思いっきり上に向ける必要があるので、ちょっと足りないときがあります。後ろに倒れないよう工夫も必要。
今一番欲しいのが、Sonyのシューティンググリップ。手元で操作できます。

カメラ購入時だと、割引価格で買えたのにと後悔しています!
結論〜表現はフルサイズにかなうはずもないが、記録目的のサブ機としてはかなり優秀。今後の他社の動向も気になるところ
α6400を売ってRX100M7をサブ機にしてよかったと思っています。最近はクライミングシーンの動画ばかり撮っているので、この取り回しの良さは助かります。
静止画のクオリティは、正直α6400のほうが断然良かった。頑張ればフルサイズ機同様の表現もできたし、なのに軽いし(本体はたったの400g、レンズを付けても1kg以内)。
でもサイズが大きいから、結局登山や外岩では少し邪魔にはなる。総合的に考えて、サブ機をRX100M7にしたのは良い判断だったと思います。
Sony含めメーカー全体が、コンデジにはあまり力を入れていないと言われています。
確かに、スマートフォンの撮影がここまでのハイレベルになると、コンデジの存在意義はもうあまりないような気もします。
でも、オールドスクールかもしれないけど、スマホを掲げて撮るのは撮影っていう感じがしない。やっぱり、自分で画角を決めて、天気を見て露出やホワイトバランスの設定をして、ファインダーかモニター越しに被写体(最近はクライマー率が高い)を狙って撮影するのが楽しいので、私はスマホをサブ機にすることは絶対にないと言い切れます笑。
ちょっと気になるのが、Panasonicの新しいLumix TZ99。今年の2月に発売になったもので、なんと300g程度のボディサイズで焦点距離は720mmまで出せるというので驚き。
しかも、価格は6万円台。USB-Cだし、撮影後にピント合わせができるとか、反則ばっかりだー笑。
安さの理由は、多分センサーサイズが小さいから。スマホより小さい1 / 2.3 インチです。
いや、それでも小型ボディで光学30倍ズームはすごい。かなり気になりますが、沼にはまりたくないので、いまのところ我慢しています。
もしRX100M7の購入を検討されている方のご参考になれば嬉しいです!
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