北アルプス

薬師岳山荘に宿泊、山の上で白玉あんみつ

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北アルプス

こんにちは、くっかばらです。このブログでは、実際に宿泊した山小屋やテント場などをレポートしています。今回は、北アルプスの薬師岳山荘です。

薬師岳山荘の白玉あんみつが食べたい♡

黒部源流の山旅の1泊目は、薬師岳山荘にお世話になりました。

折立から雲ノ平まで1日で行くのは疲れそうなので、寄り道した形です。

ご家族で経営していて、全体的に暖かい雰囲気が漂う小屋。食事も定評があります。

私が狙っていたのは、カフェタイムの白玉あんみつ。女将さんのおすすめメニューです。

くっかばら
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売切必至!食べたい人は急ぎましょう!

実は3年前、立山から薬師岳まで縦走する途中、折立への道路が土砂崩れで通行止めになったと知り、泣く泣く五色ヶ原から立山へ引き返した苦い思い出があります。

その時、電話で直前キャンセルをお願いせざるをえず、とても残念でした。

今回、やっと訪れることができました!

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薬師岳山荘のアクセス

折立登山口から7時間弱、登りの累積標高が1700mと、なかなかです。山荘で1泊すると余裕ある登山ができますね。

3年前に私が計画したように、立山からも縦走してこれます。でも五色ヶ原・薬師岳の間はアップダウンが激しく足元も不安定らしいので、注意が必要です。

この縦走路はTJARのルートの一部になっています。

くっかばら
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五色ヶ原から薬師岳まではCT10時間に及ぶロングルートです。

薬師岳山荘の予約・受付

予約は電話のみとなります。HPには事務所と現地の番号があって、私は事務所へかけて予約しました。

キャンセルは2・3日前までで、当日キャンセルは100%とHPにあります。

玄関の引き戸を開けると、土間があり左手に受付。宿帳を記入して、1泊2食13000円を払いました。

くっかばら
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13時には到着してしまったのですが、入室させてもらえました。

薬師岳山荘の部屋

客室は2F部分。私に割り振られたのは、10人程度の小部屋、女子部屋です。

隣とはパーティションで仕切られていて快適。おふとんもふかふかでした。

小窓は開閉できます。夕方には、富山湾に沈む夕日が見えました。

部屋の小窓から、夕日を撮影

ザックは部屋には入れず、廊下に置いておくルールです。

くっかばら
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廊下で気兼ねなくヘッデンを着けられるので、早朝の準備が楽でした。

薬師岳山荘の食事

到着順に夕食の時間が割り当てられます。私は16:50からでした。

食堂は薬師岳に向いていて、ラッキーにも指定されたのは窓際の席。薬師岳ビューを楽しみながら夕食が始まりました。

卵焼きに「やくし」のケチャップ文字、有名ですよね。全員分するのって大変だろうなー。

おかずは盛りだくさんで、肉じゃが、とんかつ、水ぎょうざ、冷奴と、シンプルながら家庭的な感じで、味付けもおいしいです。

私が感動したのが、白ごはんのおいしさ。炊き方がうまいのか、それとも富山のお米がおいしいのか。つやつやで甘くて、もちろんおかわりしました!

朝食は、5時から6時半の間で好きに行ってよいことになっています。談話室で待っていたら、4:50には準備が出来たと連絡がありました。

ちなみに夕食も朝食も、ごはん・お味噌汁・お茶はカウンターに置いてあって、セルフサービスです。

くっかばら
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私のような早出組以外は、薬師岳にご来迎を見に行ってからの朝食とする人が多そうでした。

食事の満足度、かなり高いです!

薬師岳山荘の施設・サービス

薬師岳山荘では水源を天水に頼っているので、水は常に不足と心得て行きましょう。

飲み水はペットボトルを購入となります。

くっかばら
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その他、頼めばお湯かお茶を有料で分けていただけるようです。

手洗いの水も制限されていて、洗面の小さなバケツの下の金具をプッシュするのですが、指先を洗う程度しか出てきません。

歯磨き自体は禁止されていませんが、歯磨き粉は使えません。しかし歯磨きの水にも事欠くので、ペットボトルの水を使うしかありません。

私は水不足を想定していたし(HPにも書いてある)、冬期小屋では水が1滴も使えないこともあるので自分なりの心得もあり、大丈夫でした。

くっかばら
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手は除菌シートで拭いて、歯磨きはキシリトールガムで代用しました。飲水は太郎平小屋で補給。

HPによればクレームをする方もいるとのこと。どうしようもないことなので個人で努力したいところですね。

もちろん、トイレも旧式です。ペーパーは箱へ。どうしても臭いはしますが、清潔に保たれていると感じました。

男女兼用なのが、ちょっと辛めです笑。個室のひとつは女性専用。

乾燥室は1Fにあります。更衣室もその中にあるそうです(女子部屋なので私は不要でした)。

この日は晴れでしたが、ストーブを炊いてくださっていました。

私は部屋のフックに干しただけでしたが、みなさんウェアを干していました。早く乾きますもんね。

薬師岳山荘での電波状況・充電

ドコモは4Gが時々弱く入りましたが、基本は圏外でした。

充電は、スマホは200円、モバイルバッテリーは300円でお願いできます。

くっかばら
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ケーブルは必要ですが、コンセントは要りませんでした。

薬師岳山荘の特徴〜家族経営で暖かい雰囲気が心地良い。食事は手作り感が強くおいしい。白玉あんみつなどのデザート類が充実

薬師岳山荘で絶対に食べたかったのが、白玉あんみつです(1000円)。13時に到着後お願いしたら、まだありました!

普通の白玉あんみつのようですが、もう甘くておいしくて、本当に癒やされました。

山の上でこんなデザートをいただけるなんて、その贅沢さが一層おいしさを増してるのかな。

その他、フルーツポンチもあります。

それから楽しみにしていたのが、山荘前からの富山湾の夕焼けや、槍ヶ岳方面のご来迎。残念ながら翌朝はガスガスでだめだったのですが、夕焼けはばっちりでした。

遠く能登半島も見えて、富山湾がすぐそこなんだと実感しました。

くっかばら
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能登半島は、人に教えてもらって気付いたのですが。

薬師岳山荘、とても素敵な山小屋でした!雲ノ平が主役の山旅と思っていましたが、薬師岳もとてもきれいだったし、山荘泊もゆっくりと楽しむことができて、寄って良かったです。

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No Mountain, No Life.

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