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青もみじが美しい京都のおすすめスポット

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こんにちは、くっかばらです。5月、青もみじが美しい京都を撮影旅行してきましたので、おすすめスポットなどをご紹介します。

京都は学生時代を過ごした町。個人的にはゴールデンウィーク後の5月の京都が一番好きです。喧騒も落ち着き、気候も快適で、葵祭もあるし(2022年も中止で残念)。

青もみじの時期は?場所はどこがおすすめ?

青もみじは桜の終わる4月下旬から8月ごろまで長く楽しめますが、私は5月ごろの青もみじが好きです。新緑が出始めでフレッシュだし、まだ暑くないから生き生きして見えます。

京都中で青もみじが見られると言っても過言ではないでしょう。秋の紅葉が有名な神社仏閣であれば青もみじを絡めた美しいショットが撮影できます。中でも私の好きな場所はこちら。

おすすめの青もみじが見られる場所

瑠璃光院(左京区)
実相院門跡(左京区)
貴船神社(左京区)
叡山電鉄 青もみじのトンネル(左京区)
源光庵(北区鷹峰)
南禅寺の水路閣(左京区)
青蓮院門跡(左京区)
東福寺(東山区)
常寂光寺(右京区)

京都の左京区は山の方までカバーする広い地域です。私の好きな青もみじスポットは左京区に集中していますが、これは学生時代の名残かも。

東山区は言わずとしれた神社仏閣の大集合地帯ですね。右京区は嵐山・嵯峨がある所です。

今回の旅ではあまり人出に影響されずに青もみじが撮影できそうなところに行きました。早朝から入れるところや、被写体が隔離されているところです。

実相院門跡は床もみじで有名なのですが、撮影禁止なので行きませんでした。時間の関係で東福寺と常寂光寺は回れませんでした、残念。

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瑠璃光院

瑠璃光院は、机に映り込むもみじで有名です。季節限定で一般公開されており、青もみじの季節は4月から6月までの公開です。

人気だけあって、開門前に行ったのにもう行列ができていました。開門時間が近くなるとご住職様が出ていらして、少しお話をされ、その後1人づつ拝観料を払って中に入りました。

くっかばら
くっかばら

開門は10時で、外に並びます。朝一番で行く必要はないかもと思いました。あと、虫除けがあると良いです。

お目当ての机は、2Fにあります。人がたくさんですが、映り込む青もみじ側に人は行けないので、机をきれいに撮影することができます。

数寄屋造りの書院や苔のお庭も美しく、錦鯉と青もみじの絡みも素敵でした。入館時に写経セットがもらえるので、時間があれば心静かに写経して行くのもいいですね。

最寄駅は、叡山電鉄八瀬比叡山口(出町柳から15分ほど)
叡山電鉄や市バスが乗り放題の1日フリーきっぷ(1900円)が便利。京都駅前のバスセンターや観光案内所で購入できます。
拝観料:2000円。写経セットなどが含まれています。

貴船神社

貴船神社は貴船川の水音も涼しげな青もみじの名所。中でも、赤い灯籠が並ぶ本宮参道は青もみじが「映える」スポットです。朝の6時から夜8時まで開門しているので、時間帯を選べば静かに撮影ができます。

本宮の上は結社(ゆいのやしろ)、奥宮へと続いているので、時間のある方はぜひ。ちょっときついかもしれませんが・・・。

貴船神社を夏に訪れる楽しみは川床。貴船側沿いに数軒並んでいます。高級な会席、手頃なセット、湯豆腐などがありますが、私は坦々麺風そうめんにしました(1500円)。川床料金が入っているのでちょっとお高めですが、涼しいし風流だし、価値は大です!

叡山電鉄 貴船口下車 貴船神社までは徒歩(30分弱)かバスで(170円
瑠璃光院から回る場合は、宝ヶ池で乗り換え
川床は予約するのがベターですが平日だと飛び込みで大丈夫でした

叡山電鉄 青もみじのトンネル

叡山電鉄で貴船・鞍馬方面へ行くとき、市原駅~二ノ瀬駅間で「もみじのトンネル」が楽しめます。線路の両側にもみじが溢れるほどで、まさにトンネル。電車はスピードを落として楽しませてくれます。

できれば電車の前方、運転手さんの反対側から撮影したいですが、始発から陣取っている人が大体います(笑)。なのでベストアングルで撮るのは時の運。電車の後方から撮っている人がいて、頭いいなと思いました。

出町柳駅の近く、出町橋の「ふたば」の豆餅(200円)は有名でいつも行列ができています。
ここでおやつを調達して、近くの「鴨川デルタ地帯」でのんびり鴨川を眺めるのも楽しいです(学生時代のお金のかからない娯楽でした・笑)

源光庵 悟りの窓と迷いの窓

源光庵は、北山という京都で一番おしゃれな界隈から少し離れた住宅街の中にあります。曹洞宗の禅寺で、「悟りの窓、迷いの窓」が有名。丸い窓と四角い窓に切り取られたお庭のもみじが楽しめます。

丸い「悟りの窓」は宇宙を、四角い「迷いの窓」は人間の生涯の四苦八苦を表現しているそう。私が勝手に思ったのは、光の入り方も関係するのかな、と。「悟りの窓」からは光が中に入ってきて、四角い「迷いの窓」は外だけが明るく見えていたんです。悟りとは心に光が入ってくること、なんて哲学したくなるような空間でした。

源光庵でもうひとつ有名なのは、「血天井」。伏見桃山城の遺構が天井に使われているのですが、石田三成に攻められて自刃した徳川方の足型や手形が残っているのです。

くっきりと残る足形や手形。こんなふうに人が命を散らせなければならなかった時代に思いを馳せました。

北大路駅バスターミナルから北1系統のバスに乗車、鷹峰源光庵前で下車
バスの便数は少なめなので注意(特に帰り)
拝観料 500円、17時まで

源光庵から20分ほど歩いたところにある今宮神社の「あぶり餅」はおすすめ!
甘じょっぱいたれと柔らかいお餅がたまりません。600円
今宮通からは四条方面へバスが出ています。

南禅寺の水路閣

琵琶湖疏水の支線の一部が南禅寺の中を通っていて、レンガ造りのレトロな雰囲気を醸し出しています。紅葉の季節にはカメラマンで賑わう場所。

南禅寺は早朝から入れてしまうので(入口の門などはないです)、誰もいない早朝を狙って撮影ができました。

南禅寺自体も青もみじが美しい場所です。特に三門に上がって見下ろす青もみじはとても素敵なはず。9時から拝観できます。私は三門には上がっていないですが、早朝でほとんど人のいない三門と法堂の眺めを楽しみました。

地下鉄東西線 蹴上駅下車
水路閣は法堂の側にあります。南禅寺の手前にはインクライン(琵琶湖疏水の傾斜鉄道跡)や、「ねじりまんぼ」(ねじれた壁のトンネル)もあって楽しいです。

青蓮院門跡

天台宗のお寺で、一時は仮御所になったこともある皇室とゆかりの深いお寺です。華頂殿の縁側が開け放たれており、相阿弥作と言われる美しい池泉回遊式庭園を眺められます。青もみじはそこまで多いわけではないですが、池、苔、もみじのコンビネーションがきれいです。縁側ではお抹茶も頂けます。

お庭は後で歩いて回ることもできます。

青蓮院門跡でもうひとつ有名なのが、ポップな襖絵。不思議と建物とお庭にマッチしています。

国宝の「青不動明王」は将軍塚の方に安置してあるようです。今はコロナ禍で中止になっていますが、春と秋のお庭のライトアップも有名です。

知恩院の北隣なので、円山公園から歩いても5分くらいです。
拝観料 500円

青もみじ以外の撮影

青もみじ以外にも素敵なところで撮影練習してきましたので少しご紹介しますね。

まず、以前から気になっていた伏見稲荷大社へ。私が学生だった●年前にはまだ人気はなかったと思いますが、近年「千本鳥居」がインバウンド観光客に大人気の神社です。

青もみじは稲荷茶寮(休憩所&カフェ)のそばに少しあるくらいで、桜や紅葉を目当てに行く場所ではないです。修学旅行生が多くて平日でもかなりの賑わいでした。

千本鳥居は目の当たりにするとやはり圧巻でした。ひとつひとつ、個人や企業が建立したもののようで、名前が入っています。神社に入ったら奥宮から上がっていきます。すぐに赤い鳥居がたくさん。どんどん上へ続いています。稲荷山の山頂までも行けますが、千本鳥居を見るだけなら四つ辻というポイントで引き返すのが無難です。往復1時間くらいです(山頂までだと往復2時間くらい)。四つ辻からは京都市南西部が一望できますが、「絶景」とまでは言えないような感じでした。

面白かったのが帰り道。千本鳥居とは別の道で下山してみてください。ありとあらゆる神頼みのオンパレード(笑)。頭・首・脳・肩・腰それぞれ神様が。ダンスの神様、子宝、受験、などなど挙げきれないほどです。私は「おもかる石」にお参りしてきました。願い事をして石を持ち上げ、軽く上がったら願いが叶うらしいです。割と簡単に持ち上げれました。この道には猫もたくさんいました。

夕暮れの二年坂と三年坂。いつもすごい人で近寄ったことはあまりなかったのですが、今回祇園に宿を取ったので日が暮れてから出かけてみました。意外なほど人がいなくて驚きました。写真を撮るなら狙い目です。

最後は、建仁寺。宿が建仁寺の向かいにあったのですが、早朝でも夕方でもフリーで入れました。境内は地元の方のお散歩コースになっていて、とても静かでした。近くで舞妓さんも見れたし(初です)。

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No Mountain, No Life.

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