こんにちは、くっかばらです。このブログでは、実際に宿泊した山小屋やテント場などをレポートしています。今回は、土合山の家です。
谷川連峰登山に便利なお宿は?
谷川岳〜茂倉岳縦走の前泊で、土合山の家に宿泊しました。谷川連峰の登山にとても便利な、岳人御用達のお宿です。
アクセスがよく、上毛高原から路線バスを利用するのが便利です。
温泉があり食事もおいしく、お弁当など登山者には必要十分なサービスも揃っています。前泊が楽しみになるお宿です。
土合山の家のアクセス
上越線の土合駅が最寄りですが、電車の本数がとても少なく、関越交通の路線バスを利用するほうがよいです。
バスは、上越新幹線の上毛高原駅から出ています。このバスは水上駅も経由するので、高崎から水上駅まで普通電車で来ることもできます。
土合山の家の予約・受付
予約はオンラインでできて便利。夕食のみのプランで、ひとり8200円でした。
キャンセル料は3日前からかかります。
玄関を入ってすぐ受付があり、前払いしてチェックインします。チェックインは16:00からで、その前に来ても誰もいませんので注意です。
夕方のチェックインは、日帰り温泉の受付と一緒になり混みます。
土合山の家の部屋
和室にテレビやテーブル・椅子があり、快適なお部屋です。ポットにはお湯が入っていて、粉末のコーヒーやお茶が置いてあります。
敷布団のシーツは洗い立てのものがカゴに入っていました。掛け布団は多分使い回しだけど、清潔なので気になりません。
カメムシやその他虫がたくさん。今年は大量発生の報告があちこちでありますね。
土合山の家の食事
夕食が豪華で嬉しい驚きでした。まず、カニです!身がぎっしり入っていて食べ応えあり。お宿のおばあさんお手製のカニ酢で頂きました。
メインは上州牛の陶板焼。お肉は柔らかく上質で、一緒に蒸した玉ねぎの甘みとナイスマッチでおいしかったです。
その他、刺身こんにゃくや煮物など、お腹いっぱいになりました。ご飯・お味噌汁はセルフサービスでおかわり自由です。
早出のため、朝食はつけずお弁当を別注しました。1個810円。「ごんじり」と書いてあるものはお漬物です。
朝食開始はオフィシャルには6:30ですが、6:15くらいから始まっていました。
土合山の家の温泉
土合山の家では、温泉に入れるのが嬉しいポイントです。16:00から21:00まで入浴できますが、朝は入れません。
日帰りの入浴時間は19:00まで。
立派な温泉棟が出来ていて、廊下を歩いていきます。
温泉は無色透明ですが、すこしだけぬめりがある感じ。
内湯の洗い場は5つくらいあり、シャンプー・リンス・ボディソープは良い香りのものです。
日帰り温泉開始の16:00から17:00くらいまで、とても混んでいました。
露天風呂もあり気持ちが良いのですが、お湯はかなりぬるめです。源泉かけ流しを加温していないのだと思いますが、内湯から移ってくるとびっくりします。
奥の給水口近くをキープできれば、じわじわ温かくなります。
脱衣所は広く清潔。ドライヤーはパナソニックの大風量のものが2つあります。アメニティはありません。
バスタオルは宿泊でも準備されていないので、フェイスタオルか持参のタオルで。
土合山の家の施設・サービス
建物は古めで、横に長いスタイル。トイレ・洗面所は共用ですが、トイレはウォシュレットで清潔。洗面所はお湯が出ます(かなり熱い)。
受付横でグッズや食べ物を販売していますが、食べ物をここで調達することは考えないほうがいいかも。お土産中心の品揃えです。
ビールやソフトドリンクの自販機あり。
お湯をもらいたい人は、朝食時に水筒を持参することになっていました。私は朝食なしだったので、受付横の給湯器から補給させてもらいました。
サーモスが注水口に入らないので、お茶碗でせっせと(笑)。
土合山の家の特徴〜谷川連峰登山のベースでありながら、温泉・食事を楽しめる登山者にはありがたいお宿
土合山の家からは、白毛門登山口は至近距離、谷川岳登山口である谷川ベースプラザも徒歩20分ほど。前泊には最高の立地です。
そのうえに夕食はカニや牛肉などの豪華さで温泉も入れるとあって嬉しすぎました。
あと、気になったのがキャンプ場。宿の前の広場がキャンプ場になっているのです。
このキャンプ場は、土合山の家とは関係ないようで、近くの谷川岳ドライブインで受付します。
炊事場やトイレなどの設備が整っていて、土合山の家の日帰り温泉も利用できて、快適キャンプとなりそう。
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