北アルプス

徳澤園に宿泊

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北アルプス

こんにちは、くっかばらです。このブログでは、実際に宿泊した山小屋やテント場などをレポートしています。今回は、上高地の徳澤園です。

徳澤園でランチやソフトクリームを食べたことしかないけど、宿泊はどんな感じ?

徳澤園は、槍ヶ岳や涸沢、蝶ヶ岳から下山してくる登山者のオアシス。「みちくさ食堂」でおいしいランチやソフトクリームを食べることだけを楽しみにがんばって歩く人も多いのではないでしょうか。

くっかばら
くっかばら

みちくさ食堂のピザが好きです!!

宿泊施設もあり、最近ではぶらキャンがあったり、Tokusawa Baseなるおしゃれなラウンジができて、気になっていました。今回、お盆の穂高連峰縦走のときに前泊として宿泊してみました。山小屋というよりむしろホテルのような徳澤園の宿泊レポートです。

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徳澤園の予約・受付

宿泊予約は電話のみになります。ぶらキャンの予約はオンラインでできるようです。徳澤園のキャンセルポリシーは厳し目なので注意してください。まず個室の予約には現金書留による前金が必要で、予約から8日前までのキャンセルには手数料1000円がかかり、7日前以降のキャンセルは前金が没収されます。ただし当日のキャンセルの場合は1泊1食相当の宿泊料となります。日にちの変更は5日前まで可能。相部屋のほうは前金は不要で、前日まではキャンセルが可能です。

くっかばら
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私は直前の予約だったので、前金は不要でした。ただしキャンセル期間中であることは強調されました。

現金書留はなかなかハードルが高いですね・・・。

立派な看板がかかった大きな玄関を入ると、右手に靴箱と受付があります。靴箱に鍵はありません。受付で宿帳に記入し、宿泊料を支払います(和室の個室を2人利用で、2食付きひとり18800円)。クレジットカードは使えません

徳澤園の部屋

和室の個室だったのですが、とても可愛らしい部屋でした。小さいながら専用のベランダもありました。お茶請けや浴衣、歯ブラシ・タオルのアメニティがあります。お布団にはフレッシュなシーツが準備されています。山なのでもちろんテレビはありませんよ〜。

ベランダはキャンプサイトを見下ろしていて気持ちよく、ベランダで酒盛りしている人が多いので消灯までは多少騒がしいかも(笑)。

寒い時用にモンベルのダウンベストが用意されていました。温かくて自分でも欲しくなってしまいました。

部屋にはコンセントがありますが消灯後は充電ができないので注意です。

徳澤園の食事

徳澤園で感動したのが食事です。腕の良いシェフでもいるのか、地元の食材を使ったとても凝った内容で、味付けもとても美味しかったです。個室客は少し豪華な内容になります。この日はチーズの前菜、鮭のお刺身、デザートのスイカが個室客向けのエクストラメニューでした。

このメニューを見てテンションアップ!夕食が楽しみでした

夕食は2回制で、50分で終わるように言われます。飲み物は1杯目だけチェックイン時にオーダーしておくシステムで、すでにテーブルに置いてありました。エビスビールが800円など場所柄にしてはリーズナブルかと思います。

朝食もとても美味しくて、特にオムレツがふわふわで最高でした。松本産会田の卵を使っているらしいです。ひじきの煮物は女将さんの故郷、天草の天然ひじきで、味付けは甘め。少しご飯に混ぜてひじきごはんにするのがおすすめだそうです。実際やってみましたが確かにおいしかったです。お漬物は夕顔(かんぴょうの原料)だそうで、珍しいですがこれもおいしいです。

前泊でこんなに満たされると、これからハードな登山に行く気が著しく失せてしまいます(笑)。

徳澤園の施設・サービス

徳澤園の内部は木の香りが漂いそうな内装です。清潔なのは言うまでもありません。トイレはウォシュレット付きで、洗面所にはついたてがあり安心。洗面所には飲料水用の蛇口とポットが置いてあって、お湯が欲しい人はここで沸かすことができます。

お風呂は14:00から20:00まで入れます。女性のほうは山に面した大きなガラス窓がある大きなお風呂で、洗い場も6つほどあって快適です。信濃白炭という木炭が浴槽に入っていて、なんだか効能ありそう。脱衣所も広くて密になることもないです。ドライヤーはなんとダイソン。1台しかないのが少し残念ですがみなさんうまく回していました。シャンプーはあるのですがコンディショナーはないですし、シャンプーもノンシリコンなのかかなりきしみました。気になる人は自分のシャンプー・リンスを持参するほうがいいと思います。

テント泊の人の外来入浴がないのであまり混雑しません。ただ男性風呂のほうはとても小さく、3人はいれば狭い感じらしいです。なお、男女の宿泊者比率によってどちらになるか変わるようです。私は今回広いお風呂に入れてラッキーでした。

くっかばら
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テント泊の人はお隣の徳沢ロッジで外来入浴ができます。

徳澤園で最近新しく出来たTokusawa Baseは、とてもおしゃれな外観の別棟です。宿泊者とぶらキャンの人が利用できるラウンジで、利用の際には受付に声をかけるよう言われます。徳澤園の本体のほうには広いベランダがあって、そちらが気持ちよかったので特に利用しませんでした。受付前には暖炉のあるラウンジもあります。

徳澤園の広いベランダ
Tokusawa Base(撮影は前回訪問時)

徳澤園のみちくさ食堂は喫茶が7:00から19:00過ぎまでオープンしているので、コーヒーやビールを飲みに行きやすいです。それに名物のソフトクリームやコーヒーソフトは外せない。ランチメニューも充実していて、野沢菜チャーハンを一度食べてみたいと思っているのですが、いつもピザにしてしまいます。

徳澤園での電波状況

ドコモは4Gが入りました。宿のWifiはないようですが、松本市のWifiが利用できました。登録も不要で便利でした。

おまけ〜相部屋の様子

徳澤園には相部屋もあります。キャンセルの自由がきくので、登山者はこちらのほうが使いやすいですね。ちらっとのぞいてみましたが、きれいさに驚いてしまいました。男女に別れてカプセルホテル風になっています。あと充電もたくさん準備されていて、至れり尽くせり。

徳澤園の特徴〜食事が素晴らしく美味しい、旅館並の施設だが登山者向けサービスもある素敵な山のリゾート

素晴らしい山のリゾート、徳澤園。とはいえ、乾燥室や早朝弁当などの登山者向けサービスもきちんと準備されています。もう食事が最高過ぎるし、お風呂やベランダも気持ちよくて、次の日からの激しい山行きが嫌になってしまうほどリラックスして過ごせました。年を取って山に登れなくなっても、徳沢まではがんばって歩いてきたいです。

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No Mountain, No Life.

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