こんにちは、くっかばらです。このブログでは、実際に宿泊した素敵な温泉宿などをレポートしています。今回は、群馬県の草津温泉にある、草津ホテル別館「綿の湯」です。

草津温泉で、女性ソロでも気兼ねなく泊まれる宿は?
草津温泉は東京からのアクセスが良く、お宿のチョイスも多数かつ温泉街も賑わっているので、女性ソロにもぴったりの温泉です。
温泉にひとり旅するときの私の好みは、部屋数が少なくて和モダンな宿。草津温泉は全体的に歴史ある建物が多いものの、モダンなお宿もいくつかあります。
その中で今回泊まったのが、草津ホテル別館「綿の湯」です。草津ホテルは大正時代創業の由緒あるホテルで、「綿の湯」はその別館になります。建物自体は古めですがモダンな改装が施されていて、おひとり様も宿泊可能な嬉しいお宿です。
いくつかある和モダンな宿の中で「綿の湯」を選んだ理由は、源泉掛け流しなことと、西の河原公園に近いこと。和モダンなお宿だと素泊まりか朝食のみが多いなか、「綿の湯」では夕食もつけられることもポイントでした。

温泉街には食事処もたくさんありますが、お蕎麦やさんか居酒屋が多いです。
楽しい旅のご参考になれば嬉しいです。
草津温泉へのアクセス

草津温泉へのアクセスで便利なのは、高速バスだと思います。JRバス関東の「上州ゆめぐり号」で東京駅・新宿から草津温泉へ4時間、運賃も3千円台で嬉しい(価格変動制です)。
車内はWifiやUSB充電もあって快適。
電車だと、上野から特急「草津・四万」で長野原草津口駅、そこから路線バスで草津温泉へ。または、高崎から吾妻線に乗り換えて長野原草津口駅へ、という手もあります。
どちらにしても、移動は半日仕事です。

行きは高速バス、帰りは吾妻線→高崎から新幹線で帰りました。
綿の湯の予約・受付

予約はオンラインでできます。キャンセルは4日前からかかります。
玄関を入って靴を脱ぎ、靴箱へ入れます。小さなお宿で受付に常に人がいるわけではなく、電話して来てもらう方式です。
センスよく飾り付けられた入口に期待が高まりました。エレベーターで3Fへ(エレベータは古め)。
綿の湯の部屋

お部屋は3Fで、窓から見える緑がきれいな部屋でした。洗面所のしつらいや金庫、ドアの感じに古い建物をリノベした感じが出ているものの、とても清潔で快適。
部屋には必要なものは揃っています。冷水ポットや湯浴みかごもあって嬉しい。
特に気に入ったのが畳敷き部分。やっぱり安らげます。

綿の湯の食事
草津温泉は食事どころがたくさんあって、そういう場合は食べに出るほうが好きです。しかし調べてみたら蕎麦屋か居酒屋がメイン。うーん。
お宿にオプションで夕食をつけてもらえるか電話で聞いてみたら、快諾して頂けました。プラス4000円です。
結果、頼んでよかった!ゴージャスな夕食でした。

メインはトマトのすき焼き。すき焼き鍋の野菜が、トマト・玉ねぎと洋風なのです。チーズをかけて食べます。しめはうどん。こんなふうに食べてもおいしいんだと発見でした。

この他にもおかずが2・3品、最後のご飯と運ばれてきて、もう本当にお腹がはちきれそうでした。ひとつひとつ丁寧に作られていて、残すのがもったいなすぎて全部食べました!
翌朝、早朝出立だったので朝食はつけていないのですが、温泉で話した人によると朝食もとてもおいしいらしいです。特に卵焼きが名物だとか。

綿の湯の温泉

綿の湯の名物は、ふたつの源泉を楽しめるお風呂。右側が「綿の湯」、左側が「万代湯」。
「綿の湯」のほうがお湯が柔らかめ、少しだけ硫黄臭。「万代湯」は少しピリピリして無臭です。
露天風呂ではないのですが、窓が開けられるので露天気分。

草津温泉は、大露天風呂がある宿が少ない印象です。昔からの温泉地だからかも。
サウナもあって22時まで入れます。温泉の入り口にマッサージ機で癒しのフルコースでした。

洗面所にはアメニティも揃っています。洗顔や化粧水は「雪肌精」でした。
綿の湯の施設・サービス

館内には、くつろげる場所や飲み物がたくさん。3Fの図書館横には足湯もあります。
私は、受付横のコーヒーマシーンが気に入りました。チョコやクッキーも置いてあって、ついつい手が伸びる。

綿の湯は草津ホテルの別館で、外に出ると草津ホテルの一部であることがわかります。敷地内には片岡鶴太郎美術館がありました。カフェも併設されています。

綿の湯での電波状況
4Gは問題なく届きました。館内はWifi完備です。
綿の湯の特徴〜和モダンで部屋数が少なく隠れ家的。ふたつの源泉が楽しめる。西の河原公園がすぐ。食事は凝っていておいしい(量多め)
綿の湯は、中心街から10分ほど歩くのですが、むしろ静かに過ごせて私はよかったです。部屋数が少なくて、温泉はめったに混まないし快適でした。
西の河原公園がすぐなのも嬉しいポイントです。夜のライトアップを見に、気軽に散歩に行ける距離です。大露天風呂にも入りに行けるし。
食事は手が混んでいておいしいです。とても量が多いので、少食な人にはつらいかも・・・。

どちらかといえば少食な私も、食後は苦しくて部屋で転がっていました。
草津温泉の観光
草津といえば、ぜひ登りたかった草津白根山。現在は登山道が閉鎖されていて残念です。
その代わりに温泉街の観光を楽しみました。
湯畑
草津バスセンターから徒歩10分ほどで、湯畑に付きます。草津といえばまずはこの眺めですよね。


ものすごい湯気と硫黄臭。すこし気持ちが悪くなるくらいです。源泉が熱すぎるので板で流して冷ましているそうです。
反対側には源泉が滝のように流れ落ちていきます。

湯畑を囲う石柱には、これまでに草津温泉を訪れた著名人の名前が刻んであります。ヤマトタケルノミコト、蓮如上人など、歴史上の人物がたくさん。

湯畑のそばには黒猫が。みなにかわいがられていました。ちょっと痩せ気味の子。温泉と猫って絵になる。

湯もみ

草津といえば、湯もみショーも楽しみです。「ちょいなちょいな」と歌いながら、熱すぎるお湯をかき混ぜていたのだとか。
このまわりにぐるっとベンチがあって、先着で座っていきます。2Fからも観覧できます。でも全容を撮影するため、正面のベストスポットを確保したい。

がんばってベストスポットを取れました!
ショーは午前・午後それぞれ3回ずつ。チケットは30分前から発売するので、「熱乃湯」の横にあるチケット売り場でトップバターで購入。

その後、開場を待って先頭で行列しました笑。


係の人が案内してくれます。
湯もみショーのハイライトはこれ!盛大な湯しぶきです。

700円でリーズナブルに楽しめました。HPを見せるだけで50円引きになります。

一番前とらなくちゃ!!と思ってたらHP見せるのをすっかり忘れてました。
西の河原公園

湯畑から西の河原通りを進むと、突き当りが西の河原(さいのかわら)公園。いたるところから温泉が吹き出していて、地獄谷の雰囲気です。

西の河原通りは、土産屋や食べ物屋が並んでいて賑やかです。
流れる小川は硫黄臭のお湯です。大きな足湯もありました(外国の人が泳ぎそう笑)。


西の河原公園での最大の見どころは、大露天風呂です。野天風呂で、源泉がそのまま流れてくるので熱いし、苔なんかも生えていてなかなかワイルド。でも一見の価値は大ありです。700円。

写真撮影は固く禁止されています。

洗い場はなく、体にお湯をかけて入ります。脱衣場にはロッカーがあります(100円)。

細かい情報ですが、受付横の貴重品ロッカーだと100円があとから戻ってきます。
夜8時までオープンしているので、散歩がてら入ってもいいのかも。星空を見ながらなど最高ですね。
裏草津
草津温泉には、「◯◯の湯」という外湯がたくさん。無料の共同浴場もあります(町民のみ、と書いてありますが・・・)。
湯巡りする時間までなかったので、せめて裏草津の目洗い地蔵尊へ行ってみました。裏草津は最近人気の散策スポットだそうです。



目洗い地蔵尊には、顔湯という面白い温泉があります。湯気に顔をあてると、目の病が治るとのこと。

顔をあててみたらもわっとして気持ちよかったです。目が良くなるといいのに。
ひもかわうどん
群馬名産「ひもかわうどん」をランチに食べようと決めていました。館林で花山うどんを食べてから、すっかりファンに。

名古屋のきしめんよりもっと平べったいうどんです。
湯畑近くの「いざかや水穂」さんに寄りました。


お店のご主人が、山っぽい格好をしている私に、山のことを色々教えてくれました。草津白根山には登れないけど、芳ヶ平はトレッキングできるとか。とても素敵なところらしいので、今度時間をかけて行ってみたいです。
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