素敵な宿

湯河原のグルメ温泉宿「オーベルジュ湯楽」に宿泊+梅見頃の幕山登山と河津桜

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素敵な宿

こんにちは、くっかばらです。このブログでは、実際に宿泊した山麓の宿をレポートしています。今回は、湯河原の「オーベルジュ湯楽」です。

人気のグルメ温泉宿、おひとりさまでも楽しめる?

湯河原は、在来線を使っても東京から2時間程度で行ける温泉です。幕山にはクライミングで数回行きましたが、温泉に宿泊したことはありませんでした。

温泉宿も高級路線が多く敷居が高め。そんな中、「オーベルジュ湯楽」はおひとりさまOKの貴重なお宿です。イタリアンの食事は評判が高く、予約が取りにくい人気宿でもあります。

春らんまん、お花見撮影旅行を計画し、念願かなってオーベルジュ湯楽に宿泊してきました。

素敵なお宿選びのご参考になれば嬉しいです。

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オーベルジュ湯楽のアクセス

湯河原駅からバスに乗ります。2番乗り場から「不動滝・奥湯河原行き」で10分ほど。バスは15分間隔で運行されていて便利です。

「公園入口」バス停で下車し、坂を登っていきます。宿の案内板があるのでわかりやすいです。

右へ登っていきます

5分ほどでお宿に到着しました。趣のある佇まいです。

オーベルジュ湯楽の予約・受付

予約はHPからできます。私は一人旅プラン23,800円(税込)を予約。キャンセル料は7日前から20%かかり、段階的に増えていきます。

くっかばら
くっかばら

キャンセル期間に入ってからリマインダーメールが来ましたので、ご注意ください。

靴のまま玄関に上がります。ラウンジに座って宿帳記入し、説明を受けました。貸切の露天風呂は予約が必要で、チェックイン時に希望時間を聞かれます。私は遅めのチェックインだったので選択肢がほとんどなく、食事時間を遅くして何とかスロットを確保できました。

くっかばら
くっかばら

露天風呂は、明るい時間に入るほうが山並みが見えてきれいです。月や星を眺めるのもおつかもしれませんが。

オーベルジュ湯楽の部屋

私が予約したのは一番小さな和室。その他にもっと広い部屋やベッド付の部屋など選べます。

小さな洗面台と独立したウォシュレット付トイレがあり、冷蔵庫・金庫など一般的な備品も揃っていました。

かなり薄いマットレスが唯一の残念ポイント。問題なく眠れましたが、おふとんでごろごろするのには向いていないです。

お部屋にあったお菓子は湯河原名物の「きび餅」で、バス停付近にいくつか有名店があるので買って帰れます。

オーベルジュ湯楽の温泉

オーベルジュ湯楽には内風呂がふたつあって、夜と朝で男女が入れ替わります。私が泊まった日は、女性は夜は石風呂、朝は檜風呂でした。どちらも源泉かけ流しで気持ち良い。

檜風呂

檜風呂では上のお風呂の他に、右側にも独立した浴槽があります。お湯は熱め。

アメニティ類は充実しています。浴室にメイク落としがあって便利。新しい温泉タオルが脱衣所にたくさん置いてあるのも嬉しいサービスです。

オーベルジュ湯楽の温泉でマストなのは、貸切の露天風呂です。貸切には露天風呂と石風呂が選べるのですが、当然人気は露天風呂。チェックインが遅いと好みの時間が選べません。私は何とか日暮れ前の時間を確保できました。

露天風呂と書いてある引き戸を入ると広いお庭。早咲きの桜の木がよい雰囲気で、期待が高まります。

庭の奥に温泉棟、入って内鍵をかけます。脱衣所にはかごや飲料水、温泉タオルが置いてありました。

お風呂の入り口にはシャワーの洗い場がありますが、時間がもったいないので先に内風呂で済ませておきました。

露天風呂はとても広く、10人は軽く入れそう。天井は半分開け放しで、上から落ちてくるのは源泉です。とても熱いので、私のように打たせ湯をしてはいけません(笑)。

貸切の露天風呂

夕暮れ前の山並みを眺め、竹林を渡る風をBGMに、贅沢すぎる湯浴みです。お庭の桜の花びらが湯に浮かんでなんとも風流。明るい時間に滑り込めてよかった。

前から一度やってみたかった、某有名ブロガーさんのお決まりポーズを真似してみました!

あっという間の40分。すっかり出来上がって、夕食会場へ向かいました。

オーベルジュ湯楽の食事

オーベルジュ湯楽で楽しみにしていたのが、「ピノクラーレ」という併設のレストランでの本格イタリアン。入り口だけ見ると東京の素敵なイタリアンレストランみたい。

私の食事時間は19:00。他に18:00と18:30が選べます。

席に着くとテーブルには布クロスがかかり、メニュー表は私の名前入り。わくわくしてきました。せっかくなのでスパークリングワインをグラスでオーダー(850円)。

前菜2品、お刺身、野菜料理、魚料理、肉料理、ご飯、デザートがゆっくり運ばれてきます。私のはスタンダードな「湯楽コース」で、和洋折衷スタイルでした。「シェフ特選コース」だと豪華な和洋折衷スタイルに。パンがよい人は「本格イタリアンコース」もあります。

前菜(ほたるいか、ストラチャテッラなど)
お造り(ぼらなど)醤油は自家製
魚料理(なんの魚だったか失念)、大葉のソース、蕪
わらびとじゃこの炊き込みご飯、菜の花のお吸い物
前菜(ホワイトアスパラ、和牛、独活)
ポレンタ、桜えび、グリーンピース、アスパラ
和牛リブロース、山菜
苺を使ったデザート

メニューには材料名しか書いていないです。例えばデザートには「苺」とあって、てっきり苺がそのまま来るのかと思っていたら、上の写真のような手の混んだデザートがやってきて嬉しい驚きでした。

私は美食家ではまったくないですが、イタリアンは好きでよく食べているほうです。比較しても、いままで食べたイタリアンで5本の指に入るおいしさ。見た目もとてもきれいで、テーブルフォト撮影に夢中になってしまいました。

ぜいたくを言えば、ご飯とパンが選べると嬉しいかも。

朝食は8:00からで、早出の人は7:50にしてもらえます。私のコースは和食。上のグレードのコースの人には、和食に加えて何か洋食っぽいものも出されていました。

お腹に優しい感じの和定食、あじの干物がふわふわでおいしい。さすが湯河原です。温泉卵はミートソースがけ、デザートはパンナコッタとイタリアンのテイストも覗きます。

朝食にもデザートが!

オーベルジュというだけあり、間違いなくレストランが主役です。ここのイタリアンを食べるために泊まりに来るという人がいても納得のお料理でした。

オーベルジュ湯楽の施設・サービス

建物は古さを感じさせるものの清潔に保たれていて、水回りもしっかりリノベーションされ快適です。

館内にエレベーターはなく、あちこちに段差があるので高齢の方はちょっとつらいかも。夕食後、スパークリングワインですっかり出来上がった私も他人事ではなかったです。

館内の施設で気に入ったのが、湯楽文庫というラウンジです。レストランを出たところにあり、食後にゆっくりするのにぴったり。コーヒー・お茶を自由に飲んでよく、自己啓発本やビジネス本が中心の書籍を眺めたり、BOSEスピーカーから流れる音楽を楽しんだりできます。音楽は勝手に変えられます。

館内に売店はなく、自動販売機が1台のみ。飲み物は湯楽文庫にあるし、部屋の冷蔵庫でもお水が冷えていて困りませんでした。

オーベルジュ湯楽での電波状況

4Gは問題なく入ります。館内ではWifiが利用可能。ただ、湯楽文庫ではなぜかWifiが使えません。

お花見その1〜河津町の河津桜

熱海から伊豆急行で南伊豆の河津町へ。2月中旬から3月にかけて河津桜が有名です。

なかなか足を伸ばせずにいましたが、今回やっと満開時に訪れることができました。川沿いに桜並木が続き、ピンクに染め上げています。

川沿いの遊歩道はピンクのトンネルのよう。圧巻でした。

時間が許すなら涅槃堂展望台へ。上から桜並木を見下ろせます。奥の河津駅側から、ピンクの川が流れているみたい。

河津桜の原木も一見の価値ありです。この家のご主人が偶然見つけた1本の若木。ここから河津桜が始まりました。風格があって立派な枝振りです。

原木の花

屋台がたくさん出ていますが、一番人気なのが桜の鯛焼き(250円)。長蛇の列でした。半信半疑で並んでみましたが、すごくおいしかった!皮がもちもち。

東京から日帰りもできますし、今回のように湯河原に泊まって梅も楽しんでしまうのもおすすめです。

お花見その2〜梅見頃の幕山登山

湯河原駅からバスで20分ほど、ふだんはクライミングのメッカの幕山は、2月中旬から3月初めに紅白の梅で染まります。

満開の梅のなか、クライマーさん

幕山は626m、下から1時間ほどで登頂できる低山。梅の季節は気軽に登り始める人が多いですが、けっこうな急登が続きます。みなさん苦しそうで、何人かの方に「あとどれくらいか」的な質問をされました。

登山道は整備されて歩きやすいですが、泥で滑りやすいので注意が必要です。

山頂は広くなっていて、海を見ながらお弁当を食べるのにぴったり。泥土でぬかるみがちなので敷物があるといいです。物足りない人は、南郷山まで縦走すればそれなりにロングハイクになります。

満開の梅に間に合ってよかった。帰りは湯河原のみかんを買って帰りました。7個入って200円、とても甘くておいしかったです。

オーベルジュ湯楽のまとめ〜イタリアンの夕食が感動のおいしさの美食宿、貸切露天風呂はマストアイテム

満開の河津桜と湯河原梅林を両方見ることのできた今回のお花見撮影旅行。念願のオーベルジュ湯楽にも宿泊できたし、計画大成功でした。

オーベルジュ湯楽の食事は期待を大幅に上回るものでした。ひとつひとつ手が混んでいて、繊細な味付け。ここまでおいしい食事をしたのは久し振りでした。

貸切露天風呂は絶対に入るべきです。内風呂も十分気持ち良いですが、贅沢な露天風呂をひとりじめして殿様になった気分を味わいました。

癒やされること間違いないです。

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No Mountain, No Life.

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