素敵な宿

奥多摩の温泉グルメ宿、はとのす荘に宿泊

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素敵な宿

こんにちは、くっかばらです。このブログでは、実際に宿泊した山麓の宿などをレポートしています。今回は、奥多摩のはとのす荘です。

奥多摩で、女性が泊まりやすい宿は?

奥多摩は都心から日帰り圏にあるためか、あまりお宿が選べません。小規模な旅館がぽつぽつあるくらい。

そんな中、はとのす荘は女性に嬉しい要素が満載のお宿です。日にちを選べばおひとり様もOK。

はとのす荘での宿泊レポートです!

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はとのす荘のアクセス

都心からは快速利用、JR青梅線普通列車へ乗り継いで約2時間。最寄駅は鳩ノ巣駅です。休日に運行される「ホリデー快速おくたま号」は鳩ノ巣駅に停車しません

鳩ノ巣駅
くっかばら
くっかばら

駅前の「かもんみーる」は支援センターのお店で、おいしいパンや焼き菓子が買えます。

駅から青梅街道へ下り、トンネルの前で左へ折れます。はとのす荘の看板があるのでわかりやすいと思います。5分もせず、はとのす荘の駐車場・玄関へ出ます。

青梅街道を渡って左へ
玄関

玄関からのアプローチに、いかにも素敵お宿の雰囲気が漂っていますね!

はとのす荘の予約・受付

予約はHPか電話で行えます。私は、基本スタイル1泊2食、料理は少なめ(「Poco」というコース)のプラン20390円(税別)で予約しました。平日、ひとり料金です。

料金は後払い。宿泊帳に記入し、説明を受けて部屋へ向かいました。受付の横にはコーヒーマシンがあって、宿泊者は自由に飲んでOKです(朝は7:00から)。後ろの売店コーナーでは水やおみやげ、グッズが販売されています。

はとのす荘の受付
くっかばら
くっかばら

売店でGotta Coffeeの小分けドリップパックを買いました。

はとのす荘にはプランがたくさんあって自分に合うプランを選べるのもポイント。夕食のみのプランもあるので、登山する人は早出ができて便利です。この素敵お宿を早出するのは嫌ですけどね・・・。

はとのす荘の部屋

部屋は2Fの和洋室にしました(予約時に自分で階数やタイプを選べます)。全室多摩川に面していて、ごうごう音がしています。

中は広くて、ひとりではもったいないくらい。窓際に大きなテーブルと椅子があって、持ち込んだ仕事がはかどりました。チェックアウトは11:00と遅めでゆっくり仕事ができます。ワーケーションにもおすすめです。

部屋
洗面所
部屋の浴室

部屋の浴室は多摩川に面して窓があり、開け放して入浴したい気持ちも。大浴場があるのに素敵なお風呂が部屋にあると悩ましいです。洗面所にはアメニティは全て揃っています。トイレは独立。

浴衣は1Fから好きなものを取ってくるスタイルです。洗面所の水は飲用ではないので、ミネラルウォーターが1本置いてあります。その他、金庫、空気清浄機、靴はきベンチなど、至れり尽くせり。

夜は多摩川の流れが響きますが、なぜかそれが心地よく、ぐっすり眠れました。

ベランダ

はとのす荘の食事

はとのす荘の一番の特徴は、食事がイタリアンなこと。かなり手の混んだイタリアンのコース料理が、ひとつずつ丁寧に運ばれてきます。まず前菜が来ました。

白いお皿に4品。左から、干し柿のロール巻き・戻り鰹の炙り・ピンチョス・ポークのロースト+サラダです。スパークリングワイン(615円)を一緒に頂きました。お箸で食べてよいそうです。繊細ながら素材の良さをしっかり感じる前菜でした。

続いてプリモピアットは、リゾーニ入りスープ。お米かと思ったら、お米の形をしたショートパスタでした。

豆と野菜、リゾーニが塩分強めの味でまとめられています。量はかなり少なめ。足りないかも?と一瞬不安になりますが、この後焼き立てパンが運ばれてくるので心配はいりません。

そしてセコンドピアット。私は少なめコース「Poco」なのでメインが魚です。普通コースの人はメインがお肉で、前菜の前にアミューズがあります。

左の赤っぽいお魚はヤマメ。エビ、鯛とともに朴葉焼きされています。柚子胡椒ソースがさわやか。ここで、サンジョベーゼをグラスで頂きました(650円)。お魚はふわふわの食感、エビは甘みが凝縮されていて、おいしい!

さあデザートです。甘党の私はデザートが一番楽しみ。飲み物はハーブティーをチョイスしました。この日はハイビスカスティーでした。

手前の黄色いアイスクリームはさつまいものアイス。芋の味がしっかりと残っていて、もっと食べたいくらいです。ピスタチオケーキは文句なくおいしい。

最初から最後まで、目にも美しく手の混んだお料理が続きすっかり満足しました。量はかなり少なめです。

翌朝の朝食もメインプレートは洋食。スクランブルエッグに豆、ベーコンが添えられています。紫色の物体はお芋です。パンは焼き立てでふわふわ。人参パン、ブリオッシュなど3種類かごに入っていました。スープはコーンスープで、濃厚でお腹に沁みる優しい味。頼めばご飯とお味噌汁の準備もあるそうです。

食事時間は、受付時に決めます。チェックインが遅いと18:00からの良い席が埋まっていて、2回目に呼びますよと提案頂いたのでそうすることに。結局19:00には席につけました。朝食は7:30と8:302回制です。

食堂は広く、隣の人とのスペースが十分でストレスがありません。朝は窓際にしてもらうほうが、多摩川を眺めながらの朝食となり楽しいと思います。

食堂の様子

はとのす荘の温泉

はとのす荘では2種類の温泉が楽しめます。内湯が自家源泉、露天風呂が「鶴の湯温泉」から運ばれた湯。入浴時間は15:00 – 23:30、6:00 – 9:30とかなり幅広です。日帰り温泉は14:30までなので、日帰り組とバッティングしないのも嬉しいポイント。

大浴場は1Fの奥にあります。脱衣所は広く、冷水もあるしアメニティも揃っています。

洗い場にはシャンプーなどの他、メイク落とし・洗顔もあって便利。

まず外の露天風呂へ。多摩川がごうごうと音をたてていて豪快です。目隠しがあって眺めは良いとはいえないのが少し残念。浴槽は小さくて、2・3人が限度といったところです。実際、誰かが入っていると皆さん遠慮して空くまで待っていました。

露天風呂

露天風呂の泉質はさらりとして無臭。すこーしだけ塩分があるのかな?という感じ。うっすら消毒の匂いがするのは致し方なしですね。温度はちょうどよいです。

内湯は熱めです。自家源泉のせいかカルキ臭は少なく、お湯は柔らかくて気持ち良いです。温まり感も良い感じ。今回は全部で3回入浴しましたが、ほとんど内湯にいました。内湯は広いです。

少し仕事をして温泉に入って、と偉い文豪のような過ごし方をしていました。最高すぎました。

はとのす荘の施設・サービス

施設はモダンかつ清潔でまったくストレスはありませんでした。エレベーターが1機だけなので呼び出しに少し時間がかかります。階段は段差が大きくてお年の方はつらいかも。

館内には自販機とちょっとした売店があるのみで、付近にコンビニエンスストアもありません。

布団敷き、荷物を運ぶなどのサービスはありません。全体的に控えめなサービスは私には合っていました。あいさつなどの声掛けは結構してくださり、特に去り際にありがとうございましたではなく、行ってらっしゃいませというのが好感でした。

はとのす荘ではスパも併設されています。アーユルベーダの本格スパです。予約は前日までで、当日気が向いたら、という使い方はできないので注意してください。私、一応女性のはしくれとしてスパは大好きですが、体にオイルをたらされるのがどうも苦手。はとのす荘のスパはオイルを使用するアーユルベーダしかなかったので、利用しませんでした。

はとのす荘での電波状況

問題なく4Gが使えますし、館内ではWifi完備です。充電も問題ありません。

鳩ノ巣渓谷の散策

はとのす荘に宿泊したら是非楽しみたいのが鳩ノ巣渓谷の散策です。はとのす荘から少し下りたところにある鳩ノ巣小橋からの渓谷の眺めが素晴らしいのです。

鳩ノ巣小橋
くっかばら
くっかばら

鳩ノ巣小橋は吊橋。Max5人です。

鳩ノ巣小橋からの眺め

残念なことに、現在鳩ノ巣渓谷は土砂崩れのため通行止めになっています。鳩ノ巣小橋を渡るだけで我慢しなければなりません。

とはいえ、鳩ノ巣小橋と渓谷を一緒に撮影したかったので、安全そうなところを少しだけ渓谷へ下りてみました。

鳩ノ巣小橋と渓谷

本来は、白丸ダムのほうまで遊歩道が続いています。復旧したら是非行ってみたいです。

はとのす荘の特徴〜イタリアンの夕食が格別、渓谷の眺めや音が癒やしの温泉宿

なんと行ってもイタリアンの夕食が秀逸!温泉でほかほかになって、イタリアンを食べて・・・と癒やされないわけがないです。

今回、ボーナスだったのは深い眠りにつけたこと。多摩川の流れの音は大きく、寝るときもごうごういっていましたが、それが不思議に安らいで本当によく眠れました。

多摩川に面した窓辺での仕事もはかどりました。ワーケーションにもおすすめのお宿です。

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No Mountain, No Life.

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