素敵な宿

三崎港のかわいいお宿、「bed&breakfast ichi」に宿泊

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こんにちは、くっかばらです。このブログでは、実際に宿泊した素敵なお宿をレポートしています。今回は、三崎港の「bed&breakfast ichi」です。

三崎で泊まるなら、どこがいいかな。

冬の三浦半島が好きで、城ヶ島での夕日撮影や岩礁のみちウォークなど色々と楽しみたく、三浦港に1泊することにしました。

三崎港は東京から日帰り圏内のためか、小さめの旅館がいくつかあるくらいです。そのなかで前から気になっていたのは「bed&breakfast ichi」。古民家を改装した全3室、朝食つきのB&Bで、ソロ旅行に嬉しい条件が素晴らしく揃っているお宿のように見えました。

実際宿泊してみて、まるで気の置けない友人の家にお邪魔したかのように寛いで過ごせました。若いオーナーご夫妻が自ら改装されたという古民家は、古さを生かしてセンスよい内装でまとめられています。快適に過ごせるための小さな工夫もたくさん見られました。

土鍋ごはんの朝食は体に優しい滋味あふれる内容。オプションでお願いした夕食は地魚中心で手の込んだもの。ご主人の釣果のお魚など楽しいお話を聞きながらの心温まる夕食でした。

三浦港でお宿を探している方のご参考になれば嬉しいです。

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bed&breakfast ichiのアクセス

bed&breakfast ichiは、三崎口駅から「城ヶ島」「通り矢」行きのバスに乗り、三崎港から2個めの「日ノ出」バス停で下車すぐです。三崎港で降りて歩いても10分程度のところにあります。

個人的には三崎港からぶらぶら歩くのがおすすめです。岸壁から城ヶ島方面を眺めたり、海南神社という鎮守様に寄り道したりと、港町の情緒を味わえます。

bed&breakfast ichiの予約・受付

HPに空室カレンダーがあり、空いている日をクリックすると予約フォームを送れます。基本的に営業は週末やホリディシーズンのみのようです。

予約フォーム送信後、留意事項などが記載された返信メールが届き、予約確定となります。私の場合、同日に確定メールを頂きました。

キャンセル料は7日前から30%、以後段階的に増えます。

当日、玄関を入ってバーカウンターでチェックイン手続きをしました。宿泊費7,500円+オプション夕食代2,500円を前払いし、早朝に出かける場合などの説明を受けました。

くっかばら
くっかばら

消灯は22時、門限は0時。早朝に出かけたい人は玄関の解錠・施錠について聞いておきましょう。

bed&breakfast ichiの部屋

私の部屋は「sarasi」という3人用の部屋。2人用が埋まっていて、たまたま空いていたのでラッキーにも広いお部屋になりました。

ベッドは大きく、シーツはパリッとしお布団はふかふか。夜はぐっすり眠ることができました。バスタオルとフェイスタオル、歯ブラシが置いてあります。

真冬で寒い日だったのですが、部屋はエアコンであらかじめ暖められていて快適。デスクにはひざかけもありました。

bed&breakfast ichiの食事

B&Bということで、夕食は食べに出るつもりでした。三崎港はチョイスがたくさんあって困りません。

くっかばら
くっかばら

お宿の近くには、人気の「くろば亭」があります。

bed&breakfast ichiでは夕食はオプションで、ソロの私が頼むのは気が引けていたのです。でもお宿から希望を聞いてくださったので、二つ返事でお願いしました!

夕食は19:00から、1Fのバー兼食堂で。私の席は上がり框にホットカーペットで快適です。膝を崩してリラックスしました。

くっかばら
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他のゲスト(男性)はテーブル席。女性なので良い席にしてくださったのかな。

1Fのバー兼食堂。私の席は奥の座敷

夕食は全9品。手書きのメニューがかわいらしいです。まず前菜が3品。亭主の気まぐれサラダ、クロサギの南蛮漬け、新わかめのおひたし、です。

気まぐれサラダには地物の赤芯大根。これ大好きです。ドレッシングもナッツの風味が効いていておいしい。新わかめは近所でとれたてのものだそう。クロサギは淡白なおいしさ。

私はお肉があまり得意ではなく、脂肪のない赤身肉や鶏むね肉、ハンバーグくらいしか食べられません。登山していて結構つらいのが、山小屋で肉料理が多いこと。しかたないのですが・・・。今日はお魚ばかりで幸せを噛み締めました。

あおさの揚げ出し豆腐(これもおいしかった)の次はお刺身。聞いたことのないお魚たちもいて、ご主人が説明して下さいます。

左上から時計回りに、キビナゴ、真あじ、イシダイ、寒ボラ、真ん中がクロサギ(うろ覚えですが)。ボラをお刺身で食べたのは初めて。全て地物か近海ものです。ご主人によればこういったお魚が安価に手に入るのだとか。三浦半島の暮らし、いいなあ・・・。

メイン料理、ご主人の釣ったヒラスズキのフライが来ました。おいしそうすぎてがっついてしまい、写真は食べかけです(笑)。

このあと、土鍋ごはんとあら汁でしめ。土鍋ごはんは、最近食べた白ごはんの中で1番のおいしさ!お米は奥様の親戚の方が育てたものだとか。

デザートのさつまいものタルトはしっとりと優しい味。熱々のお茶と一緒に頂きました。

感動しすぎて、今回は渾身の食レポになりました!これで2500円とは信じられません。おいしいごはんとご主人たちとの楽しい会話で、バークローズの20:30まであっという間でした。

翌朝、これも楽しみな朝食は8:00から。昨日と同じ席でいただきます。厚焼き卵や里芋、おひたしとヘルシーなメニュー。まぐろの照り焼きが三崎らしさを添えています。

今朝も土鍋ごはんのおいしさは変わらず。奥様は、普通に炊いてるだけですよ〜とおっしゃるのですが、何か秘訣があるに違いない。お味噌汁のあおさは、近場で捕れたものだそうです。

くっかばら
くっかばら

この後に行った岩礁のみちウォークで、あおさを摂っている人達をたくさん見ました。

bed&breakfast ichiの施設・サービス

築80年の古民家の古さがむしろおしゃれに感じる佇まいで、センスの良い内装が施されています。

トイレを流すのは少しコツが入りますが、ちゃんと教えて頂けます。洗面は2Fにふたつ、ハンドソープや紙コップ、紙タオルが備えてあります。

お風呂はシャワーです。アメニティもあるしお湯の出も良かったです。脱衣所にはドライヤーあり。シャワールームは24時間使用可能ですが、ドライヤーは消灯時間中の利用はしないルールです。

お宿から徒歩10分のところにある銭湯(クアーズMISAKI)に行きたかったのですが、ものすごく寒い日だったのでチェックインしたら出たくなくなってしまいました。

1Fのラウンジにはデスクやソファがあって、消灯まで自由に寛げます。コンセント完備なので仕事もできそうです。飲み物はバーで買えます。

くっかばら
くっかばら

お宿に自販機の類はないです。三崎港にファミマがあります。

bed&breakfast ichiのご主人はガイドさんでもあります。岩礁ウォーキングや釣り、星空観察などをガイドされるそう。子供連れの夏休み旅行なんかにぴったりではないでしょうか。私も今度は釣りに挑戦したくなりました。

食事時に山談義などもできて楽しかったです。

bed&breakfast ichiでの電波状況

電波は当然問題なく、Wifiが使えます。

便利だったのは部屋のデスクのコンセント。USB Type Aポートになっているので、プラグを持ってくる必要がありません。

その他〜三崎港ぶらぶら歩きと近辺の観光

朝ごはん前に早朝撮影に出かけてみました。東から登る朝日と城ヶ島大橋を眺めて1枚。次々と漁船や小型船が出ていきます。

この日はちょうど、三崎港で朝市が開催されていました。岩礁ウォークをする予定なのでお魚は買えないけど、ちょっと寄ってみます。

かなりの賑わいで、まぐろを始め水産物と地元の野菜が豊富。都内より明らかに安く、今日買い物できないのが悔しい。せめてもとウォーク中に食べるおやつを仕入れました。

面白かったのは「ダンボール水族館」。港にあがった珍しい魚などがダンボールに陳列してあり、学者さん?のような方が魚の説明をしてくれます。うつぼって初めてみました・・・。

総鎮守海南神社に寄り道しながら、ぶらぶらお宿へ戻りました。

チェックアウト後、三浦・岩礁のみちを歩きました。三浦半島の南側は岩畳が続いていて、海岸を歩いていけるようになっています。冬のあたたかウォーク、おすすめです↓

三浦・岩礁のみち、スリリングな海沿い絶景ルートをソロハイキング 
三浦半島の南端、「三浦・岩礁のみち」は岩の絶景を楽しみながら歩ける海沿いのハイキングルート。道標はありますが多少分かりにくいので地図を参照できれば安心です。道中にトイレは2箇所、飲食施設はありません。スリリングな冬の暖か絶景ハイキングを楽しみました。

前日には城ヶ島で夕日撮影をしていました。城ヶ島もぐるっと歩けてハイキングによいです。ウェディングフォトのカップルが数組いたことでわかるとおり、とてもフォトジェニックな島です。下の記事中でレポートしていますのでよろしければ↓

1月から2月見頃の花と軽めのハイキングを楽しめるスポット5つ【関東】
1月から2月が見頃の花を目当てに軽いハイキングも楽しめる関東のスポットを5つ、ご紹介します。寒い時期なので神奈川の海沿いが多いですが埼玉のスポットもあります。写真撮影を主な目的とする、せいぜい2・3時間の軽いハイキングです。

bed&breakfast ichiの特徴〜全3室で静かに寛げ、夕食の魚料理と土鍋ごはんの朝食が滋味深い、オーナーご夫妻との山談義も楽しい居心地の良いお宿

bed&breakfast ichiは、まるで海の山小屋のようでした。夕食がお魚づくしのかわいらしい山小屋、という風情。

オプションの夕食は可能ならぜひおすすめします。おいしいのはもちろん、見たことがない地魚を味わえるのも貴重。土鍋ごはんのおいしさは今でも思い出すくらいです。

気のおけない友人の家に招かれたような寛ぎを感じました。小さなお宿なので宿泊者の自制はもちろん必要ですが、山好きな人には当然過ぎると感じる程度のルールです。

夜は風のざわめきなど色々な音が聞こえました。屋根の上を歩く猫の足音を聞いていたら、あっという間に眠りに落ちていた(笑)。古めのお家って逆に快眠効果が高い気がします。

ご主人はガイドさんでもあり、山談義ができるのも嬉しい。奥様も山に興味があって、山の話で盛り上がりました。おふたりとも心地よい距離感で接してくださったので有り難かったです。

また絶対に再訪したいお宿です。お宿特製のお魚Tシャツがサイズ切れで買えなかったので、今度こそ・・・!

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No Mountain, No Life.

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