富士山・御坂

ゴールデンウィークのふもとっぱら、ゆるキャンの聖地で絶景テント泊

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富士山・御坂

こんにちは、くっかばらです。このブログでは、実際に宿泊した山小屋やテント場などをレポートしています。今回は、富士宮市のふもとっぱらです。

ふもとっぱら、どのくらい混んでいる?注意することは?

ふもとっぱらの所在地は「富士宮市麓」。その名のとおり、富士山の西側、裾野の広大な草原にあるキャンプ場です。

大人気で繁忙期は予約が大変です。なんとか予約できましたが、満室状態のサイトがどれくらい混むか気がかりでした。実際行ってみたら、広いのでパーソナルスペースは十分取れたし、全然問題なしでした。

くっかばら
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強風でお隣のキャンプファイヤーが流れてきてテントが焦げそうになった(笑)。急いでテントを移動しました。混雑を感じたのはそれくらいです。

音楽などの騒音は禁止されています。ざわめきや楽しそうな声は聞こえますが、BGMとしてナイスな程度です。

サイト内には売店があって薪や基本的なBBQグッズを調達できます。飲み物や軽食は購入できますが、BBQ用の食材は売っていないので、大きなスーパーに寄ってから入場するほうがいいと思います。

くっかばら
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私は河口湖のマックスバリュによりました。BBQ向けの食材がたくさんでとても便利でした!

夜間から早朝にかけて、かなりの強風が吹きました。天気予報では2-3mの予報だったので不意打ち。飛ばされそうになっている人もいました。ふもとっぱら自体が割と強風にさらされる地形なのかもしれず、ペグ打ちはしっかりしておくほうがいいです。

重いザックを担ぎ上げなくていいし、設備はきれいだし、かなり楽なテント泊でした。こんなサイトに慣れてしまうと山のテント泊がつらいかも・・・。さすが、ゆるキャン△の聖地(読んだことはないのですが笑)。

何と言っても富士山の絶景が素晴らしすぎました。見上げればいつも、どーん!と富士山。夕方にほんのり赤く染まる姿、早朝のシルエット。富士山と共に過ごすキャンプを堪能しました。

ご参考になれば嬉しいです。

 

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ふもとっぱらのアクセス

サイトに横付けできるメリットを享受するためにも、車でのアクセスは必須です。

大月でレンタカーを借りました。ふもとっぱらまでの運転時間は1時間ちょっとです。河口湖で食材を調達、精進湖・本栖湖の観光をしながら、半日かけて向かいました。

バスで向かうのも一応可能です。富士急バスの富士山駅と新富士駅を結ぶ路線で、国道139号沿いの「朝霧グリーンパーク入口」バス停で下車します。

くっかばら
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1日3便の運行。バス停からふもとっぱらまでは徒歩30分ほどかかります。

ふもとっぱらの予約・受付

ふもとっぱら 受付

オンラインで予約可能です。システムは使いやすくストレスがありません。

繁忙期の予約はなかなか大変。予約開始日に即満室状態になります。予約開始は前月の第一水曜日、午後7時です(変則的な場合もあり)。

くっかばら
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予約開始時に準備万端で臨みましょう。あとは運頼み(笑)。

直前になるとキャンセルが出るので、あきらめずチェックしてみてください。

キャンプサイトについてはキャンセル料はかかりませんが、前日17:00までのキャンセルがルールになっています。

ふもとっぱらの入口を入ると、料金所のような小屋があり、ドライブスルーでチェックイン手続きをします。キャンプはひとり一泊1000円+普通自動車1台2000円

出口と入口は別なので、車での出入りがスムーズです。

ふもとっぱらのテントサイト

テントを張る場所は重要です。現地に行くと広大さに迷ってしまうので、自分の好みの場所をある程度決めておくと楽です。

ふもとっぱらのHPより引用

トイレは大きな「草原中央トイレ」と「売店・牛舎トイレ」があって、このまわりは当然混んでいます。

端っこのサイト用に「富士山トイレ」がありますが、仮設トイレです。このまわりに張っているグループは少なく、貸切みたいな状態で使えます。

敷地内はいくつかのブロックに分かれています。ブロックのどこに張るかも好みがあります。内部だと夜間の人の動きをあまり感じずに過ごせるのがメリット。道に近いと出やすいし、富士山ビューの障害物が少ないです。

私が張ったのは、Fサイトの木のそば、道路沿いです。草原中央トイレまで徒歩5分くらい、重視したのは、なるべく遮るもののない富士山ビュー。

くっかばら
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夜間に人の出入りでまぶしかったのを除けば、なかなか良かったです。

もとは東京農業大学の農場だったということで、確かに栄養豊かそうな土です。粘着質で水はけはあまりよくなく、場所によっては盛大な水たまりになっています。

なるべく乾いていそうな場所に、今夜の宿を設営しました。

くっかばら
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山岳用テントは私だけ笑。キャンパーさん達のぴかぴかのキャンプグッズがすごくて、展示会のようでした!

サイト内は、17:00以降の車両移動が禁止されています。買い物や日帰り温泉に行く計画がある場合は注意です。

ふもとっぱらでのキャンプ

キャンプの楽しみは何と言っても焚き火とBBQ!ふもとっぱらでは直火は禁止、焚火台かBBQコンロが必要です。自宅から小さな焚火台を持参し、木炭で火を起こしました。明るいうちからBBQ開始!

最高すぎるセッティングに、思わず売店で地ビール(700円)を買い乾杯!赤ワインも持ってきてるのに笑。唯一好きなお肉であるグラスフェッドの赤み肉を、久しぶりに食べました。

だんだん日が落ち、富士山がきれいなピンク色に染まり始めました。最高のBBQ・・・!

食べ終わる頃にはあたりが暗くなってきたので、木片を入れて派手に火を起こしキャンプファイヤーを楽しみました。木の燃える香りとぱちぱち音に最高に癒されます。

この日は満月が近く星空撮影にはいまいちなので、早めに就寝。まわりも早い夜の人が多いようでした。早朝、テントからごそっと出たら、まず目にしたのが富士山の美しいシルエット。

ふもとっぱらの設備・サービス

設備が快適なふもとっぱら。売店では薪などのキャンプグッズ、基本的な調味料、紙皿・ラップ、飲み物、オリジナルグッズなどを販売しています。生ものはありません。価格は割と良心的だと思いました。

くっかばら
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この売店は、ゆるキャン△に出てくる有名な売店のようです。もっと引いて撮ればよかった。

「金山テラス」では、軽食や生ビールなどが買えます。生肉も買えますが、鹿肉です。

くっかばら
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「金山テラス」という名前は、ふもとっぱら周辺が昔は金山で、経営者の先祖が管理人だったという歴史から。

トイレはとても清潔で、ストレスなく利用できました。洋式・ウォシュレットの個室がたくさんあり、並んでもすぐに解消します。手洗いせっけんがあるのが嬉しいです。

女子トイレの洗面所

水場もきれいです。8口ほどあるので混雑はほとんどないものの、夕食後には列ができていました。キャンパーさん達は結構きれい好きなのですね、洗剤や洗いかごを持っていておおっと思いました。私は面倒だったので登山方式(=紙で拭くor水でゆすいで飲むor次の料理で消す・笑)。

草原中央の水場

歯磨きなんかもここでしました。女子トイレの洗面は計3つあるのですが、メイクする女子さんたちで結構混んでいました。

ふもとっぱらではゴミステーションがあって、普通ゴミ、瓶・ペットボトル類、灰は捨てることができます。普通ゴミは専用ごみ袋に入れて捨てます(100円)。余った木材はふもとっぱらの燃料用においておきます。不燃物は持ち帰りです。

ゴミステーションは夜は閉鎖となり、朝8:30まで利用できないので注意です。

金山テラスの裏に大浴場があり、現在はシャワー利用のみ可能です。近隣の日帰り入浴施設は車で10分前後のところに、「休暇村富士」や「風の湯」があります。私はどこも利用しませんでした。

ふもとっぱらでの電波状況

4Gは問題なく入りました。

ふもとっぱら周辺のみどころ

ふもとっぱら周辺は、観光スポットがありすぎて時間が足りません。風穴・氷穴を見たかったけど、暑い時期のほうが雰囲気があるかと思い、今回はパス。

実際訪れたみどころを簡単にご紹介します。

精進湖・本栖湖

精進湖

富士五湖の中でも、精進湖は割と地味な存在ではないでしょうか。今回初めて訪れました。比較的静かな湖で、きれいな砂浜にテントサイトがありキャンプするのも楽しそう。桃の花と富士山を撮影することができました。

次に向かったのは本栖湖。大きな湖を一周する道路をドライブしてみました。湖畔に降りられる場所が所々あります。南側に大きな駐車場があったので車を停め、湖畔に降りてみました。

本栖湖の湖畔

水は澄み、きれいな砂浜。誰もいない穴場でした。近くの山の緑も目に沁みるきれいさ。

本栖湖の北側、展望公園からは1000円札の裏の富士山が望めるらしいのですが、気づかず通り過ぎてしまっていました・・・。

富士芝桜まつり

富士本栖湖リゾート内に芝桜が敷き詰められ、富士山とのコラボ写真が撮影できます。外国の方がたくさんで驚きました。映え写真が撮影できる工夫があちこちにあり、大人気のようです。例えば上の写真は、芝桜の中に浮かぶゴンドラ。乗って写真を撮るため長蛇の列が出来ていました。

入場料は1200円+駐車料金500円と、安くはないけど、園内の色々な楽しい仕掛けは見応えありです。ただすごい混雑だったし、1回で十分かも。

くっかばら
くっかばら

すごい列で、ゴンドラには乗れませんでした泣。

放牧牛と富士山

一番気に入ったのがここ!ふもとっぱら近くの国道139号沿いの牧場では、富士山を背景に寝そべる牛たちを見ることができます。こちらまで眠くなりそうな牧歌的な風景です。

国道に車を路駐してしまいたくなりますが(実際そういう車が多く危なかったです・・・)、向かいに空き地もあります。139号は車がびゅんびゅん来るので、渡るときは注意です。

道の駅 朝霧高原

道の駅 朝霧高原では、まずアイス工房へ直行。あさぎり特濃牛乳60%を使った「あさぎり牛乳ソフト」(450円)、いままで食べたソフトクリームの中でもだんとつのおいしさでした。その他、いちご、マロン、ほうじ茶などいろいろなフレーバーのアイスクリームも自家製でおいしそう。富士宮焼きそばの出店があったので食べてみたら(600円)、麺がもちもちで本格的、これはいける!

あさぎり牛乳ソフト
富士宮焼きそば

駐車場が混んでいて大変でしたが、寄って正解でした。

ふもとっぱらの特徴〜繁忙期の予約は頑張る必要あり。快適な設備、横付けした車でストレスフリーなキャンプが実現。眼前に迫る富士山の豪快な眺めと焚き火に最高に癒される

夕方から早朝へ刻々と色彩が変わる富士山を眼前に眺め、BBQと焚火をするという最高の贅沢がかなったキャンプでした。車を横づけできて楽だし、設備はきれいでノーストレス。大人気なのも納得です。

富士五湖には素敵なキャンプ場がたくさんあるなか、ふもとっぱらの魅力はやはり富士山の近さ。この臨場感は、現地に行ってみないと味わえないものでした。

素晴らしいキャンプが約束された場所です!

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No Mountain, No Life.

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