富士山・御坂

12月の金時山、やっと拝めた富士山【地蔵堂→足柄峠→乙女峠】

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富士山・御坂

こんにちは、くっかばらです。このブログでは、自分の経験からおすすめの山などを紹介しています。今回は、箱根の金時山です。

金時山、金時神社側から以外のコースは?

初心者の方におすすめできる山のなかで、金時山は南の横綱的な存在だと思います。コースの整備ぶり、適度な距離や標高、山頂からの眺めとお茶屋さん。絶対外しません。

私もすでに2回登っていて、1回目は乙女峠から長尾山を経るルート、2回目はポピュラーな神社コースを取りました。

もうひとつ残されたルートは、猪鼻城跡を経由する北側のコースです。台風の影響による通行止めが2023年3月から解除されたので、12月末に北側から登ってみました。

結論から言うと、初めて金時山を登るなら、やはり王道の金時神社コースがおすすめです。北側からのルートは急登+階段地獄(笑)。

でも今回初めて山頂から富士山を望め、金時茶屋でなめこ汁も食べ、2023年をハッピーに締めくくることができました。

くっかばら
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金時山コンプリートと言っていいかも。

神社コースのレポートはこちらをどうぞ↓

人にも犬にも大人気、金時山(箱根)を日帰り登山
箱根の金時山は、程よく整備され危険箇所も少なく、初心者さんでも安全に登れる山です。首都圏からのアクセスも便利。山頂からは富士山の豪快な眺めが楽しめ、茶屋も充実しています。そのため登山者は多く、犬連れの人もとても多い山です。

少し遅くなったのですが、北側からの金時山レポート、ご参考になれば嬉しいです。

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金時山(猪鼻城跡)のルート

金時山の北側は、整備がされており危険箇所はありませんが、かなり急な階段が延々続きます。

くっかばら
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金時山へ登るルート中、コースタイムは一番短いと思います。

今回は、さらに北側の地蔵堂からスタート、万葉公園・足柄峠を経由して登るルートを取りました。

下山は乙女峠へ。乙女峠バス停には女性の心をつかむ新しいスポットが出来ていました。それはまた後で!

金時山(猪鼻城跡)の登山レポート

地蔵堂から万葉公園へ

この日は本当は、鍋割山へ登る計画だったのです。南側の寄(やどりぎ)から登る「味変」な鍋割山と久しぶりの鍋焼きうどんを楽しみにしていたのですが・・・。

新松田駅に着いたら、FujiQモビリティの朝一番のバスが、年末年始ダイヤで運休なことが判明!事前調査では分からず、現場で知るという失態でした・・・。

くっかばら
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後で見たら、HPのお知らせページに埋もれてました笑。

次のバスは2時間後なので鍋割山は絶望的。頭フル回転でプランBを考えます。

で思いついたのが、北側から金時山に登ること。新松田駅から、箱根登山バスで地蔵堂まで行き、足柄峠を経由するトレイルをたどります。

地蔵堂行きのバスはたくさんあるので8時前のバスに乗れました。30分ほどで到着。

趣のあるお寺です。ここだけ観光に来ても楽しいかも。

くっかばら
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地蔵堂バス停にはトイレ(きれい)、自販機ありです。

まず、矢倉岳方面へ向かいます。小川を渡ると私有地のような道が続いていてちょっと不安。

矢倉岳へは向かわず、西の万葉公園方面へ。

くっかばら
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矢倉岳もいつか登ってみたい山。ひとけの無い山で、前を歩いていたソロの女性が誰もいないから怖い・・・と引き返して来ていました。

木立の斜面を登っていきます。

公園っぽい広場に出ました。

このあたりには万葉集の歌碑がいくつかあります。古文の授業が懐かしい(結構好きでした)。

振り返ると大きな頂き。多分あれが矢倉岳です。富士山の眺望が素晴らしそう。

万葉公園から足柄峠、登山口へ

万葉公園からはいったん車道に出ます。ここまでバスの便もあるので、ショートカットもできます(季節運行なので注意)。

車道からは富士山がきれい。冬の枯れ木とのコラボショットしてみます。

静岡県入り!

足柄関所跡を通過。お堂もあったりして古の趣があります。足柄古道を歩くコースもあるようです。

富士箱根トレイルの存在を初めて知りました。須走五合目と金時山を結ぶ道なんですね。いまいる場所はその一部です。

足柄城跡に出ました。ちょっと寄ってみます。

建物跡はなく礎石があるだけ。開けていて、富士山と御殿場市(多分)の眺めがきれいです。

くっかばら
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足柄城は北条氏のお城で、小田原征伐で1590年落城したとのこと。

猪鼻城跡から山頂へ

時刻は10時半。お昼ごはんを金時山のお茶屋さんで食べたいので急ぎます。

金時山への標識に金太郎が乗っていたのですが、マサカリの刃がない笑。落ちてしまったようで、探しても見つかりませんでした。

未舗装の林道に変わり、ゲートをくぐって。登山者さんのものと思われる車が数台停まっていました。

真新しそうな鳥居をくぐって、いよいよ金時山へ向かって登っていきます。

延々と階段が続きますが、手すりがあるのでお年寄りや子供さんも登っていました。

猪鼻城跡を通過しますが、特に何もなく。40分ほど階段を登り続け11:30、到着しました。

金時山は3回目の登頂になりますが、2回とも富士山が見れなかったのです。3度目の正直で、会心のこの眺め!

ここでは、やっぱりこれをやらねば。(マサカリの向き間違えた!笑)

年の瀬のせいか、山頂は思ったより人がいませんでした。でもお茶屋さんは両方とも営業中。「金時娘の茶屋」さんで、うどんを頂くことにしました。

オーダーは名物「金時うどん」。なめこがたくさん、はんぺんも入っています。熱々で温まる!

金時うどん(たしか800円)
くっかばら
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お茶屋さんの営業は12時で終わりなので注意です!

すごく良い天気で、芦ノ湖方面もばっちり。

そしてやっぱり、わんちゃん連れが多いです。

乙女峠から下山

良い天気だからずっといたいけど、乙女峠へ向けて下山開始します。

このルートは、少し岩場もあり、切れ落ちている箇所もあったりするので、注意が必要です。

30分ほどで長尾山というピークに出ますが、ただの広場のような感じ。

さらにちょっと滑りやすい道を下りていくと、乙女峠への分岐の前に素敵な休憩所がありました。前はなかったような気がする。

まだ1時前なので、この先の芦ノ湖へ続くトレイルを偵察しました。いつかつないでみたい道です。

けっこうな急登を20分くらい登ったところで引き返しました。道は整備されていて問題なさそう。

くっかばら
くっかばら

トレイルランナーさんに人気のコースなのか、巨大グループ2組とすれ違いました。

乙女峠から、幹線道路へ向けて山道を下っていきます。ここも富士山がきれいなポイントです。

山道は整備されていますが、人通りは少ないです。前にソロで登ったとき怯えながら歩いてました。

20分弱で登山口に出ます。あとは道路へ向かって少し歩くだけ。

Fujimi Cafe Gotemba

今回の収穫は、乙女峠バス停前に出来たカフェ、Fujimi Cafe Gotembaです。前は何もなかったのですが、こんなおしゃれなカフェが!!

運良く外のテラスがあいていれば、この富士山ビューでお茶ができます。

バスの時間があるのでテイクアウトでラテを買いました。都心価格なのはしかたないか。

カフェ前のバス停から、新宿行きのバスに乗って帰路につきました。

くっかばら
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バスがかなり遅れたうえに、中央道の渋滞にどはまり笑

金時山から初めて富士山が見れたし、富士山+マサカリ担いだ写真も撮れたし、金時山コンプリート!っていう感じでした。

Fujimi Cafe Gotembaは、車で行ってゆっくりランチでもしたいおしゃれさ。あらたな楽しみを発見した山旅でした。

アクセスとデータ

アクセス小田急小田原線新松田駅から箱根登山バス、地蔵堂下車(約30分)
1時間に3本ほどあります
帰りは乙女峠バス停から新宿行きの高速バス
難易度全体的な難易度は低い
金時山への登りは急な階段が続く
トイレ地蔵堂の駐車場、足柄峠に公衆トイレ(きれい)
金時山の山頂(100円)
データ総距離:12.6km 行動時間:4h30min
累積標高:(上)1101m(下)716m

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No Mountain, No Life.

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