こんにちは、くっかばらです。このブログでは、自分の経験からおすすめの山などを紹介しています。今回は、冬の奥日光、湯ノ湖から戦場ヶ原のスノートレッキングです。

冬の戦場ヶ原トレッキング、装備は?
戦場ヶ原は、オールシーズンを通して訪れている大好きな場所です。冬は比較的人が少なく、静かなトレッキングが楽しめます。
がっつり冬山装備も要らなくて、気軽に歩けます。足元はチェーンスパイクか軽アイゼンで十分。ピッケルは荷物になるだけです笑。

防寒や最低限の登山装備は持ちましょう。
とはいえ、戦場ヶ原から湯ノ湖へ続く道には雪深い箇所があり、わかん・スノーシューがあれば安心です。
今回、湯元温泉に宿泊した翌朝に湯ノ湖から戦場ヶ原へ歩いてみましたので、レポートします。ご参考になれば嬉しいです。
湯ノ湖から戦場ヶ原へ
湯ノ湖周辺

湯ノ湖の西側を、南へ下っていきます。全面凍結していないのですが、角度によっては真っ白な湖を撮影できました。

湖の端を渡っていきます。

遊歩道に入ると、雪深くなりました。左側に滑ったら湖へどぼんなので慎重に。

トレースはなく、すねくらいまで埋まるような道が30分は続きました。同行者のわかんの跡に足を入れつつ進みます。

小さな橋に出るとロープが張ってありました。乗り越えてみると、なんとここは通行止め。知らずに歩いてしまいました・・・。


湯ノ湖からここまではラッセルが必要なので、軽装な人は行かないほうがいいです。
湯滝周辺
湯滝へ下りていく階段に出ました。ずーっと下まで続いていて、しかも凍っているので滑る滑る!ある意味ここが核心部でした笑。




私は重い冬靴だったので大丈夫でしたが、スニーカーの人はチェーンスパイクが必須かと。
下まで降りきったら、湯滝の豪快な眺め!離れていていてもなんとなくもわっとします。


湯滝のあずまやには自販機あり。
戦場ヶ原へ向かいます。ここからは平坦で、歩きやすい道が続きました。

戦場ヶ原

戦場ヶ原へ向かって、気持ちの良い木立を歩いていきます。途中、休憩ポイントもたくさん。

暖かいココアを飲んで休憩したら、赤沼へ向かいます。

赤沼へ向かう道は「自然研究路」と呼ばれていて、戦場ヶ原を代表する景観が楽しめます。小川の流れもきれいで、何度来ても飽きることがありません。




自然探求路は木道になっているので、雪をかぶっていると見えないことも。踏み外しに注意です。
このあたり、動物の足跡がたくさん!こういうのを探すのもスノートレッキングの楽しみのひとつですね。

本当に素晴らしい眺め。戦場ヶ原から見る男体山です。

楽しかったスノートレッキングも終わり。赤沼からバスに乗って駅へ向かいました。

大した装備は不要で、危険箇所もなく手軽にスノートレッキングが楽しめる貴重な戦場ヶ原。
この時期は観光客も少なくて、静かでおすすめです!

とはいえ、なぜか欧米系の外国の方が多いです。
アクセスとデータ
アクセス | ◯ | JR日光駅、東武日光駅から路線バス、湯元温泉まで1時間強 戦場ヶ原から歩き始める場合は赤沼で下車 フリーきっぷがおすすめ(湯元温泉フリーパス3500円) 駅のツーリストセンターでも買えるがNikko MaaSが便利 宿泊客は宿から連絡してもらってあれば半額になる 帰りのバスは東照宮付近で渋滞することが多い |
難易度 | ◯ | 危険箇所なし 湯滝の階段は凍結しているので危ない |
トイレ | ◯ | 湯元温泉、赤沼に公衆トイレあり |
装備 | 冬靴、アイゼン(使わず)、ストック(使わず) | |
データ | 行動時間は2時間程度 時間があれば小田代原をまわったり高山に登ったりも楽しい |
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