八ヶ岳

リンドウ咲く入笠山を日帰りソロ登山【ゴンドラ利用】

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八ヶ岳

こんにちは、くっかばらです。このブログでは、自分の経験からおすすめの山などを紹介しています。今回は、入笠山です。

東京から日帰りでのんびり歩ける山は?お花やグルメも楽しみたい。

という時にぴったりの山です。入笠山は1955mある立派な山ですがゴンドラが運行していて、山頂駅から1時間で山頂に立てます。登山道もとてもよく整備されていて軽いハイキング気分で登れます。交通機関で行く場合はゴンドラに乗るしか山頂へ行く手段はないです(もしくは麓から車道を延々と歩くか・笑)。車ならば入笠山登山口に駐車し、そこから登ればもう少し長く歩けます。いずれにしても負荷のあまりない山歩きです。

入笠山は花の山として有名ですね。6月のすずらんや、秋のリンドウが人気です。山腹にあるマナスル山荘のビーフシチューも有名で、今回はお花撮影とビーフシチューを主な目的に登りました。

くっかばら
くっかばら

2021年9月に行きました。

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入笠山のルート詳細〜よく整備された道、山頂直下は少しだけ岩場

シャトルバスを降りて、ゴンドラ乗り場までは5分くらい歩きます。このゴンドラ、結構長い時間乗ります。山頂駅にもスキー場のきれいなトイレがあります。山頂駅を出た向かいには気持ちよさそうなカフェがありましたが、この日は開店休業のような状態でした。

ゴンドラの往復切符を買うと「花の小冊子」がもらえます。ちょっとした図鑑のような充実した冊子です。

まずは入笠湿原に寄ってみることにしました。湿原や山頂へ向かう道はいくつかありますが、迷いようがないほど整備されています。アカノラ山方面から湿原へ向かう道をとりました。

入笠湿原では、まずエゾリンドウの群生が目に入ります。少し見頃を過ぎかかっているもののまだまだきれい。

入笠湿原のエゾリンドウ群生

入笠湿原の山頂方面への出口あたりで白いお花を熱心に撮影している方がいて、「アケボノソウですよ」と教えてくださいました。これから咲く花だそうです。初めて見ましたが白い花が集まってとても可憐です。

アケボノソウ

入笠湿原ではこの他にもお花がたくさんあって、写真を撮ってばかりで足が進みません。この日は天気が良くなくて雨模様だったのですが、曇り空の日に花を撮影すると白くふわっと撮れるということなので、がんばって練習しました。入笠湿原ではエゾリンドウの群生がよく語られますが、マツムシソウの群生も素晴らしいです。山のお花の中で、マツムシソウはトップクラスに好きなんですよね。淡い紫色がきれいだし花の形も繊細で優美。花言葉は「私は全てを失った」というひどいものですが・・・。

マツムシソウをアップで
マツムシソウ群生
レンゲショウマは湿原内ではなくゴンドラそばの自然園に咲いていました
ウメバチソウ
アザミもきれいでした

今日のランチはマナスル山荘のビーフシチューと決めていました。マナスル山荘は休館日が結構あるので、今日は確実に食べれるように山荘の営業日を確認のうえ、ゴンドラ駅から電話予約しておきました!ゴンドラ往復券を買った人は電話予約することができます。消毒をして山荘内に入り、注文して外で待ちました。中で食べてもいいのですが、外にも気持ちの良いテーブル席があります。

噂どおりとてもおいしかったです。お肉はよく煮込まれてほろほろ。じゃがいもが揚げてあるのもナイスマッチ。ビーフシチューは他にも黒百合ヒュッテが有名ですごくおいしいと思いましたが、こちらのはさらっとしています。私はどちらかと言えばこちらが好みかな。

マナスル山荘のビーフシチュー。ご飯かパンをつけることもできますし、なしでもOK

外のテーブルで頂きました。看板犬(?)の賢そうなわんちゃんがいて見ていて楽しい。近寄ると背中を撫でて〜と甘えてくれます(笑)。

マナスル山荘のわんちゃん

ポツポツ雨が降り出したので急ぎ山頂に向かいました。途中、岩場コースと迂回コースの分岐がありますが、岩場コースを選んでも特段危険箇所はなく、岩場はほんの少しだけです。

山頂は大きく開けていて、晴れた日なら八ヶ岳や北アルプスの大展望が見られるはず。この日は視界ゼロで誰もいませんでした。広いので天気がよければここでランチするのも楽しそうです。

入笠山の山頂。らいちょうさんと

ゴンドラに乗って帰途につきました。山麓駅の売店では産直物販をしていて、なんとこの季節(9月)にイチゴを売っていました(サマーストロベリーと書いてありました)。1パック買って見ましたが少しすっぱめでおいしいです。

天気はいまいちでしたがたくさんのお花とビーフシチューに大満足!東京からのんびり歩きに来るには最高の山でした。

アクセスとデータ

アクセスJR富士見駅から無料のシャトルバスが運行
※シャトルバスの時間に合わない場合徒歩も可能
山頂へ行くにはゴンドラを利用する必要(1700円
難易度道は木道が多くとてもよく整備されている
山頂直下は少し岩場がある
トイレJR富士見駅、ゴンドラ駅、山腹に公衆トイレが整備されている
その他JR富士見駅には立ち食いそば屋、自販機あり
ゴンドラ山麓駅の売店の品揃えはとても良く買い物が楽しめる

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No Mountain, No Life.

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