北アルプス

黒部源流ソロ縦走2025その2〜双六岳・天空の滑走路【新穂高温泉へ下山】

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北アルプス

その1から続く

夏の恒例、北アルプス縦走3日目は、黒部五郎小屋から双六岳を経由し、新穂高温泉へ下山します。

黒部五郎小屋から新穂高温泉まで、一気に下山できるかな。

当初は、鏡平小屋でもう1泊を予定していましたが、昨年の縦走で小池新道がとても歩きやすいことがわかっていたので、1日で下山してしまうことにしました。

新穂高温泉に午後3時ごろの下山を目指し、黒部五郎小屋を日の出前にスタート。

長い行程も、途中の双六小屋グループでおいしいものを食べる!という強い目的意識(笑)のおかげで、楽しく歩き通せました。

くっかばら
くっかばら

一番疲れたのは、平湯温泉から新宿への高速バス。渋滞につかまり、最終電車ぎりぎりの帰宅となり焦りました

夏の恒例行事が済めばもう秋はすぐそこ。一抹の寂しさを感じつつ、最終日3日目をレポートします!

動画も作成しました↓

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双六岳・天空の滑走路のレポート

黒部五郎小屋から三俣蓮華岳へ

朝4:30、最終日3日目。ブラックスタートに近い薄暗さで、誰か行かないかなーと、準備運動しつつ、うろうろ。

でも誰も出ないので(泣)、意を決してスタートします。時刻は5:00前。

くっかばら
くっかばら

写真はISOを相当上げているので、明るく見えます・・・。

小屋の裏の樹林帯に突入します。ここが一番の不安。暗くて見通しが悪く、クマとばったり出会わないよう、べらべらしゃべったり歌を歌ったり。もちろんクマ鈴も鳴らしています。

くっかばら
くっかばら

前の日に小屋のスタッフさんに聞いたら、目撃情報は少ないけど、住んでいることは確実らしい(泣)

こんな道を30分くらい、我慢して登ります。

突然ぱっと視界が開けて、黒部五郎岳や周りの山々が現れました。

朝日に照らされた黒部五郎岳のお姿。昨日、あの山頂に立ち、カールを歩いてきたと思うと感慨深いです。

高山市のほうに雲海が出ていて、笠ヶ岳とのコラボ写真が撮れました。

くっかばら
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上の写真で右下のほうにいるのは、小屋で同室だった若い子たち。3時前に出ていったのに、まだここにいて、え??となりましたが笑、グループ写真をたくさん撮ってあげたら喜んでくれました。

樹林帯終わり!まだ暗いけど(ISOあげて撮ってます)、ここからは楽しめそう。

斜面に一面のチングルマ(第二形態)。

ちょうど朝日が差してきて、チングルマの綿毛が光り輝きだしました。

まるで雪が降ったみたいできれい!しばらく撮影して遊びました。

だいぶ時間使ってしまった。三俣へ向かいます。

背丈ほどのハイマツの道。雷鳥、いるかなー。

三俣蓮華岳が右手に見えてきました。気持ちのよい稜線歩きができそう。

けっこうな登りが待ち構えてる。

足元はざれていたり、岩だったり。危険というほどではないです。

三俣山荘への巻道に出ました。有名なサイフォンコーヒーを飲みにいきたいけど、まだ6:00だからさすがに無理と思い、あきらめ。

三俣蓮華岳へ向かいます。

この坂を登り切ったら、背後に黒部五郎岳のお姿が再び。

くっかばら
くっかばら

黒部五郎岳は、ここからが最後の眺めです。

水晶や鷲羽もきれいに見えています。来年はあの稜線を歩きたい!

くっかばら
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雲ノ平もきれいに見えていました。

三俣蓮華岳へ向け、最後の登りに入ります。

双六岳との分岐に出ました。

6:30、三俣蓮華岳に到着!

早朝からたくさんの人がいて、長居はせず、次の双六岳へ向かうことにします。

双六岳・天空の滑走路へ

去年も歩いた、三俣蓮華岳から双六岳への稜線。とても気持ちのよい道で、今年も楽しみにしていました。

三俣蓮華方面を振り返って。一度、けっこう降りなければなりません。

丸山というピークに登っていきます。

去年、このあたりで雷鳥の親子をみました。今年は天気が良すぎるのか、全然いない(泣)。

丸山を越えたら、双六岳が見えてきました。この稜線、最高!

あと少しのようで少しじゃない。でも、できるだけ長くいたいからOKです。

双六岳の中道との分岐に出ました。稜線コースをこのまま進みます。この天気、今日は天空の滑走路が期待できる!

くっかばら
くっかばら

三俣蓮華岳から、巻道コースか中道コースを選択すると、双六小屋へ少し早く着けます。でも天空の滑走路を見たい人は、稜線コースです。

お花の季節は盛りを過ぎているけど、イワツメクサがきれいに咲いていました。

双六岳山頂へ、最後の登り。

8:00、双六岳に到着!らいちょうくんと記念撮影。

くっかばら
くっかばら

らいちょうくんはザックにつけているのですが、すれ違う人にちょくちょく、「らいちょうかわいいですね〜」と言ってもらえて喜んでます笑

槍と天空の滑走路が!!

きたーー!!去年は真っ白だったけど、今年は素晴らしい眺めです。

周りで大きいカメラを持っている人たちと、交互に撮り合いました。女子ふたり、お友達同士だそうです。

私も撮ってもらいました!滑走路をはばたくイメージでお願いした笑。

願いがまたひとつかなった!随分ゆっくりしたので、そろそろ下山に入ります。

双六岳を振り返って。この平たい台地は、氷河によるものだそうです。

双六小屋へ向かって激下り。

途中、結構な岩場があります。岩も脆いです。

双六小屋が見えた!

中道、巻道との分岐。

去年はここでも若い雷鳥を見たのですが、いないなあー。

鏡平へ

双六小屋に到着、時刻は9:00。ケーキセットを食べようかと思ったけど、先を急ぎたいので、ジュースを買って飲んだらすぐに出発しました。

くっかばら
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双六小屋の外トイレはきれいで、テント泊でも快適そう。

テントサイトの脇を抜け、鏡平へ向かいます。

最初は木道。

10分ほど登ると、東側に展望が開けた道になります。早朝だと、西鎌尾根にかかる滝雲が見られます。

くっかばら
くっかばら

去年は早朝ここを通ったので、滝雲を見ることができました。

大キレット、穂高連峰、そしてジャンダルム様のお姿!

道は、緩くアップダウンを繰り返します。振り返ると鷲羽岳がきれい。

東側に槍穂高をずーっと見ながら歩ける、隠れたパノラマルートです。

くろゆりベンチ。休憩によいです。

これだけ好天だと、下山も楽しいです。

花見平というポイントが見えます。すれ違った女性たちが、花見平に雷鳥がいたと教えてくれました。期待!

花見平に着いたけど、雷鳥いない(泣)。砂浜のような場所なので、砂浴び姿が見られるかもと思ったのですが。

眼下には、鏡平山荘が見えます。当初はそこでもう1泊する計画でしたが、1日で下山することにしたのでした。

弓折乗越を通過。笠ヶ岳への分岐です。

くっかばら
くっかばら

笠ヶ岳でもう1泊も考えたのですが、疲れそうでやめました。

鏡平山荘へ向かってどんどん下ります。下り切って振り返ると、歩いてきた道が青空に映えてきれい。

11:00、鏡平山荘に到着。双六小屋から2時間、写真撮影しすぎて、CTより時間がかかってしまいました。

鏡平山荘に着いたら絶対に注文すると決めていたのが、これ!クリームソーダ(900円)です。山でこんなのが食べれるなんて、双六小屋グループ最高〜!

くっかばら
くっかばら

去年はかき氷でした。今年はコーヒーフロートかこれって決めてました。

お昼もメニューいろいろで美味しそうだったけど、わさび平小屋のそうめんを食べると決めているので、行動食でお腹をごまかしました。

くっかばら
くっかばら

鏡平山荘の外トイレ、超きれいです!

小池新道で下山

鏡平山荘でゆっくり休憩し、時刻は11:45。新穂高温泉へ向けて出発です。

すぐに鏡池に出ます。ここは逆さ槍を見たいところですが、時間的に無理でした。

くっかばら
くっかばら

槍に太陽が当たらないとだめなので、夕方がベストなのかな。

小池新道はとてもよく整備されていて、階段状に石が配置されています。

シシウドヶ原。下山してくると、休憩場所の向こうに道が続いているように思えますが、正しくは折り返すような道です。

上涸れ沢の橋。

素晴らしい整備ぶりなので、どんどん飛ばせる。

イタドリヶ原。小池新道には、名前のついたポイントが多数あって気が紛れます。

下涸れ沢の橋。

チボ岩。日が当たるので休憩はつらいかも。

13:00、秩父沢に出ました。水がごうごう流れていて涼しげ。たくさんの人が休憩していました。

8月初旬の大雨で流されてしまった秩父沢の橋。どうなるかと思っていましたが、すぐに復旧され、こうしてお盆時期に通行することができました。双六小屋グループの力はすごい。

でも、以前とは少しルートが変わっていて、無理やり切り拓いた道がつけてありました。

以前は、右側(ロープのかけてあるところ)がルートでした。

小池新道の終わりは近いです。階段状の岩の道をどんどん下山していきます。

すごい水の流れ。大雨の影響かな。

振り返って、あんなところから下りてきたのかと感慨深いです。

13:30、小池新道入口に着きました。わさび平小屋へはあと少し。

林道を歩いていきます。

13:45、わさび平小屋に到着!もうお腹ぺこぺこです。

有名な野菜と果物。すいかがある!!

最初から決めていたそうめんと、すいか(1/8)を注文。正確には忘れてしまったけど、飲み物を合わせて2000円以上使いました。

くっかばら
くっかばら

まわりの人に、「あ、写真のおねえさんだ!食いますね〜笑」と、ほめてもらえました笑。カメラが目立つのか、割と先々で「写真のおねえさん」と呼ばれてました。

お腹がはちきれそうに幸せになりました。

でもここからは、辛い車道歩きが待っています。

風穴からは涼しい風を感じます。

45分ほど延々と車道を歩き、やっと見えてきたゲート。

ゲートを出れば、ほんの5分で新穂高温泉に到着!いつもの中崎山荘でお風呂に入って帰路につきました。

折立から新穂高温泉まで2泊3日かけるのは、体力的には普通レベルの歩きですが、最後が長くなるのが難です。

でも、双六小屋グループが繰り出すグルメに助けられながら歩き通せました!

この下山、最高です。来年も来よう!

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アクセスとデータ

アクセス【往路】
東京6:16 →富山8:23(新幹線)
富山9:00 →有峰口9:44(富山地方電鉄)
有峰口10:00 →折立10:56(バス)
※8月下旬までは富山駅→折立直通バスもあり(前泊要)
バスは発車オーライネットで予約可 空席があれば当日でもOK
【復路】
新穂高温泉15:55 →平湯温泉16:28(路線バス・現金のみ910円)
平湯温泉17:10 →バスタ新宿22:55(実際の到着は23:30過ぎ)
※高速バスは要予約
難易度全行程を通して、大きな危険箇所はなし
クマの目撃情報が多数
トイレ山小屋で借用可能(有料)
双六小屋・鏡平小屋の外トイレはきれい
装備ガス
ストック(使わず)
データ【1日目】
総距離:6.6km 行動時間:3h
累積標高:(上)1015m(下)48m
【2日目】
総距離:11.8km 行動時間:6h
累積標高:(上)918m(下)882m
【3日目】
総距離:18.5km 行動時間:8h45m
累積標高:(上)900m(下)2139m

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No Mountain, No Life.

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