こんにちは、くっかばらです。今年は3月に入ってからが寒いですね・・・。
3月は花粉症で苦しく、あまり旅行しません。でも長野県だったらまだ飛んでいなさそうと踏み、前から行きたかった志賀高原撮影旅行をしてきました。

やっぱりムズムズしました笑。
志賀高原。『私をスキーに連れてって』の世界、一大スノーリゾートですね。そしてスノーモンキー!オーストラリアでも人気がありました。
計画を流し続けてやっとかなった今回の旅。しかし、やっぱり無理してでも厳寒期に行くべきでした。
猿たちが「寒っ」っていう顔で温泉に入っていて、何なら頭に雪が積もっていて・・・という光景は撮れず。
3月では暖かすぎて、猿たちは温泉に見向きもしません笑。
でも、この時期は子猿をたくさん見れるのが救いでした。
そして志賀高原・横手山での朝日の撮影。山頂からは夕日、長野市街の夜景や星空もきれいなのですが、撮影場所に困りました。唯一、撮影場所が確保できたのが朝日撮影。
神秘的な世界を貸切で堪能してきました!
撮影機材
今回は動物が対象なので望遠レンズが必要です。いままでは必要なときにレンタルしていましたが、やはり不便。
色々考えて去年、タムロンの50mm-400mmズームレンズを購入しました。
使いごごちなんかは別の機会に詳しく書こうと思っていますが、私の腕前にはかなり満足な一本。
50mm-400mmという広い焦点距離をカバーしているので、とりあえずレンズ沼から脱却できました笑。
広角側は50mmで撮影すればなんとかなるので、今回の撮影はこれ1本でカバーすることに。

それより広角は、スマホにおまかせしました。
本体がSonyなので、本当はGMレンズが欲しいところ。でも焦点距離をここまでカバーするものはないのがネック(あと、すごく高い笑)。
三脚と本体、タムロンレンズ1本で何とか撮影がこなせるのが本当に便利です。ハーフマクロで撮れるのも気に入っています。

山装備に加えて、これ以上撮影機材は持てない・・・。
三脚は、山へ行くときはベルボンのトラベル三脚を持っていきます。今回はたくさん歩かなくてよさそうなので、大きい三脚を持っていきました。
写真の先生におすすめ頂いた、Leofotoのカーボン三脚です。
某国製なので半信半疑でしたが、軽いし操作も楽だし、言うことはありません。何より本格的な撮影に必須の径の太さを備えていて安心。

長いレンズを乗せると少し不安定に。三脚座があるといいかも。
スノーモンキーパーク
スノーモンキーパークへのアクセス

JR長野駅から急行バスに乗りました。列に並んでいると、きっぷを売りにスタッフさんが来ます。片道1800円。
長野電鉄の湯田中駅から路線バスに乗っても行けます。
スノーモンキーパークしか行かない人は、往復バス運賃と入園料が一緒になっている「スノーモンキーパス」を買うと少しお得。長野電鉄もこれで乗れます。
バスは外人さんで混雑!日本人いないです笑。
バスは1時間弱で到着するのですが、ここからスノーモンキーパークへの真のアクセスが始まります。
まずは車道歩き。

車の人はここまで入ってこれます。沿道にはカフェなんかもあります。立ち込める温泉のにおい。

駐車場の向こうは徒歩のみのアクセス。道は凍っていて滑ります。こんな道を30分は歩くので疲れました。

ほとんどの人は丸腰で歩いています。スニーカーやブーツの人が多かったです(すべて外人さん)。

帰りは軽アイゼンを装着、がんがん飛ばして歩けました。
やっとの思いで到着!外人さんたち、海外旅行先でこれか・・・笑

スノーモンキーパークの設備
入苑料は800円。トイレはきれいだし、飲料水(お湯と水)が無料で置いてあって、おもてなし感がありました。
手荷物入れもあります(100円・返還式)。でも私のは撮影機材の入った大きなザックだったので入らず、結局背負ったままでした。小さめのザックだったら行けると思います。
そして、いよいよ温泉へ。すごい人だ(All外人さん)。

うーん、予想はしていたけど、望んでた雰囲気じゃない・・・。お猿さんが「寒っ」っていう顔で温泉に浸かっている所が見たかったのですが、3月は遅すぎました。
温泉に入っている猿は、単にえさを探しているだけです(おびきよせるため、えさが撒いてあります笑)。



なので、みんな真剣な顔で目線は下です笑
橋の上など、人をものともせずくつろいでいます。

スノーモンキーパークでの撮影
3月は猿の出産シーズンのためか、子猿がたくさんいたのが可愛かったです。
気持ちを切り替えて、自然な表情を撮影することにしました。タイトルをつけて発表します!

猿ってスキンシップが多いです。不快になりそうな方はスルーして下さい笑
「湯けむり美人?」

「そこー」

「逃げ一択」

「こいついや」

「いけないルージュマジック」

「最高のゆりかご」

志賀高原・横手山
横手山へのアクセスと宿泊
次は志賀高原の東側、横手山へ。長野駅からのアクセスと宿泊については、こちらの記事に詳しく書いています↓

志賀高原内はバスは無料でうれしい!ただ志賀高原に入る前からの切符は、目的地まで買う必要があるみたいです。
横手山でのロケハン
横手山頂ヒュッテにチェックインしたのは14:30。夕食時間の18:00まで、ロケハンをすることにしました。
まず行ってみたのは、「満天ビューテラス」。第3リフト乗り場の2Fにあります。カフェも併設していていて、メニューを見たらおいしそう!




北側と西側の眺めが素晴らしい。視界がよければ佐渡まで見えるそうです。


満天ビューテラスから夕日や夜景を撮影したかったけど、夜間は締切りです。残念。
次は、横手山の三角点へ。
渋峠のリフト横を入っていきます。雪は深く、ずぼります笑。




10分ほどで山頂に到着!群馬側の眺めがきれいです。




朝日を撮影したいなら山頂かな、と思いましたが、足元に雪が欲しい。もう少し探します。
渋峠のスキーコースを歩いて下っていってみました(リフトは下りは乗れません)。


この先に、群馬側の眺めが広がっているところがあったので、明日の早朝撮影はここに決めました!
ロケハンを終了してお宿へ帰ると、ちょうど夕暮れどき。
横手山頂ヒュッテの食堂横には「サンセットルーム」があって、夕日がきれいに見えます。


ガラス越しなので難しいです。
横手山からの朝日撮影
朝5時に起床。準備して外へ出ると、すでに明るくなり始めてる。


誰もいなくて静謐。この雰囲気を味わうだけでも、山頂に1泊する価値はおおありです。


圧雪車は稼働してますので、ひかれないように笑
昨日ロケハンしておいたスポットへ向けて下りていきます。誰も乗っていないリフトが新鮮。


大きな支柱がある所から、群馬県側を撮影しました。誰もいないスキー場が赤に染まっています。




私しかいない!最近ちょっと疲れることが多かったので楽しい!!思いっきり足跡をつけてみました。


志賀高原でのグルメ、立ち寄り湯
大きなゲレンデにはカフェテリアがあって、食べ物に困らないのが嬉しいです。
事前調査して、サンバレースキー場にある「志賀高原の家グリーン」に寄ることにしました。
昼少し前に着いたら満席。しばらくするとレストランとは別の、宿の食堂のような場所に案内されました。スキー場の真ん前で嬉しい!


お目当てはカニクリームコロッケ定食、1350円。あつあつが運ばれてきました。


おいしさのあまり一気食いしてしまいました笑。時間に余裕があるのでコーヒーを頼んで、スキーヤーさんたちを高みの見物。選手が回転の練習をしていて面白かったです。
そして!横手山と言えば、「雲の上のパン屋さん」!


これは朝9:00頃。私はヒュッテに泊まったので、よりどりみどりで選べました。パンはこの後、瞬殺でなくなることが予想されます。


帰りは、湯田中駅に隣接の「楓の湯」に立ち寄りました。なんと利用料300円。


あまり期待できないのかな、と思っていたのですが、露天風呂もあり、泉質も少しとろっとしていて最高でした。
シャンプー、ソープ、ドライヤーあり。広い休憩所もあって、地元民の方の憩いの場のようです。
大きいザックはロッカーに入らないので、脱衣所のすみに置かせてもらいました。
志賀高原撮影旅行、寒そうな猿を見れなかった以外は大成功でした。
最近はクライミングばかりしていましたが、やっぱり山や撮影は楽しいなあ。ソロ最高!という気分を思い出しました。
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