こんにちは、くっかばらです。春らんまんですね。山でも街でも、色々なお花が次々に見頃になる美しい季節に心が弾みます。
今回は、4月から5月見頃のお花が美しいお出かけスポットをご紹介します。東京近郊で登山は必要ないところばかりです。

4月・5月見頃のお花撮影が楽しめる、アクセスのよいスポットが知りたい。
という方にご参考になれば嬉しいです。写真撮影に役立ちそうな情報もお伝えできたらと思います。
【チューリップ】あけぼの山農業公園(柏市)

芝生広場近くにある風車とお花畑が有名です。4月のチューリップの時期には、日本にいながらにしてオランダのような景観を楽しめます。

早朝の撮影がおすすめ。昼に近くなると順光になってくるし、人も多くなって撮影が難しくなります。風車と花畑は公園の外にあるので、車があれば夜明けの撮影が可能です。
カメラマンがたくさんいますが、広いので場所取りが大変ということはありません。

早い時間なら園内に入らず、道路を歩いて向かうほうがいいです。なぜか正門が開いていたので入ったら、風車前の門が閉まっていて苦労してしまいました(よじ登って出ました笑)。

時間が進むと人が集まりだしたので、チューリップに近づいて撮影を楽しみました。


【ネモフィラ】国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)

「みはらしの丘」のネモフィラが大人気の公園です。緩やかな坂道を歩いて回ると、一面ブルーの海の中を歩いているみたい。
見頃にはたくさんの人が押し寄せ、丘の上には点々と人が・・・。

誰もいないネモフィラの丘全体を撮影するには、開園ダッシュするしかありません。結構距離があるので重い機材を持っていると辛いですが・・・。
開園時間は、混雑状況によっては突然早まります。私が訪れた日も普通の平日なのに、30分繰上げになっていました。
開園ダッシュするつもりで9:00過ぎに着いたものの、時すでに遅し。すでに上の写真のような状態でした(笑)。シリアスなカメラマンの方には、直前のHP確認を強くおすすめします!
自分の怠慢を悔やみつつ、人を生かした撮影など試みました。

青いネモフィラの中に赤いポピーが点在していて、良い対比を作っています。白いネモフィラも咲いていました。


園内には屋台が出ていて、どれもおいしそう。ネモフィラソフトクリームは大人気でした。
【つつじ】塩船観音寺(青梅市)

塩船観音寺は、つつじの花回廊で有名です。舟のような地形になっていて、斜面には赤・白・ピンクのつつじがぽこぽこと密集しています。中心にある護摩堂の五色幕、頂上の観音像と相まって、極楽浄土もかくやという景観。

つつじの斜面を登っていく細い道がついています。上もぐるっと回れます。全体像の撮影には護摩堂に向かって左側の斜面からがよさそうです。
このときは4月下旬だったのですが、つつじは半分くらいしか咲いていなかったです。5月に入って満開になれば、もっと「ぽこぽこ」感が出て、素晴らしい写真が撮れると思います。

つつじは近づくと結構虫食いなどがあったりして、アップでの撮影が難しかったです。



つつじの斜面では、虫が多いので注意です。
【ポピー】国営昭和記念公園(立川市)

公園の北側、「花の丘」というエリアでは、シャーレーポピーの赤い絨毯が広がります。このときは5月下旬、見頃を少し過ぎていました。最盛期にはもっと真っ赤な感じになると思います。
立川側から入ると、「花の丘」はかなり遠いです。私は歩くのも楽しんでしまいましたが、辛い人はパークトレインに乗ってもいいかも。繁忙時には15分間隔くらいで園内を走っています。

ひたち海浜公園のネモフィラ同様、丘には常に人がいて、誰もいない状態での撮影は難しいです。朝一番か、ひたすら待つか。人を生かした撮影もいいですね。

どこでもドアみたいなのが置いてあって、おしゃれした女子さんたちが自撮りしていました。


ポピーのアップ、難しいです。ふんわりが似合わない気がして、緑を背景にパキッと撮影してみました。

【ルピナス】国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県滑川町)

「こもれび花畑」というエリアでは、緑の森の中に咲く一面のルピナスがなんともメルヘンです。ルピナスはマメ科の植物で、藤を逆さにしたような形状から「のぼりふじ」とも呼ばれるとか。
紫・ピンク・白と、濃淡のルピナスがぎっしり。お花のエリアには入れないので、写真撮影が比較的しやすいです。

メルヘンな雰囲気を盛り上げる小物も配置してあって、かわいらしいです。

ルピナスの花は、遠くからたくさんを見る方がだんぜんかわいい。


とても大きい公園で、西口から北口まで歩いたらかなりの距離になってしまいました。園内バスの運行があるので、上手に利用するといいかも。便数は少なめです。
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