こんにちは、くっかばらです。このブログでは、自分の経験からおすすめの山などを紹介しています。今回は奥秩父の名峰、百名山の金峰山です。

東京から日帰りで行ける山で、涼しい山ってあるかな。
金峰山は標高2599m、奥秩父では郡を抜いた高さで、夏に行けばアルペンムードが手軽に楽しめます。電車・バス利用のアクセスが可能なのですがやや不便なためか、百名山にしては静かな印象です。
私は廻り目平でテント泊をして次の日に登りました。この記事はそのルート紹介になりますが、前半部分はとても静かで人にほとんど会わないルートになります。電車・バスなら瑞牆山荘からか大弛峠がスタートになりますが、そちらはもっと人がいるので安心かも。

私は2021年8月に登りました。廻り目平は良いテント場で、快適なキャンプができました。
ルート詳細① 廻り目平キャンプ場から八丁平
もたつきながらテントを撤収し、廻り目平を朝7時に出発しました。初めは林道歩きです。

平坦なだらだらした道が1時間ほど続くと、八丁平への分岐に出ます。


八丁平分岐から金峰山小屋経由で直接山頂へ上がる道もあります。下山に利用したのですがとても良く整備されたストレスゼロの道でしたので手軽に登りたい人はそちらを往復すると楽です。
私は金峰山の稜線歩きを楽しむため、あえて八丁平へ向かいました。
しばらく歩いていくと沢に出ます。ここは少しわかりにくいですが、斜めに下るようにして渡ります。ケルンがあるので目印を見落とさなければ大丈夫。



この後も沢を渡る箇所があります。倒木も多数。
ルート詳細② 八丁平から金峰山山頂、下山
八丁平に着く頃から急登が始まって岩が多くなり、下の写真のような岩と岩の隙間の軽いジャンプを要求されるところもありました。


するといきなり、ぱっと開けた場所に出ました。大きな岩があって、その下は砂の崖なので注意しながら進みます。

大きな岩の横を巻くように進むと大日岩に出ました。さっき通ってきた大きな岩が見えますが、とてもユニークな形で、今回の山旅で一番心に残りました!


ジャバザハット?ゴジラ?
大日岩は広くて大きな岩で、休憩するのにちょうど良いです。

ここまでの道が荒れていて疲れましたが、やっと金峰山への稜線歩きが始まります。このために周回ルートにしたので、楽しみです!
楽しい稜線歩きではありますが、細かいアップダウンが続き体力は消耗しました。岩の上を歩いたり樹林帯に入ったり、飽きることはないのですが。





五丈岩と山頂に到着!でも霧が出てきて寒くなってきたのですぐ出発しました。金峰山小屋へ向けて下山していきます。


下山途中振り返ると、ずっと歩いてきた稜線が見えて感動しました。あんな遠くからよく歩きました。


天気がかなり崩れてきているので急ぎ目に下山しました。金峰山小屋から八丁平分岐までの道は整備された本当に歩きやすい道。金峰山小屋の方が整備してくださっているのだと思いますがありがたいことです。

今まで通った登山道で一番整備された道でした。
八丁平分岐からはまた平坦な道をキャンプ場へ戻りました。なかなか退屈な道です(笑)。
このルートの個人的ハイライトは大日岩から山頂までの稜線歩き。でも歩いている最中は全貌はあまり見えず、稜線歩きをしている感覚はありませんでした。下山時に全貌が見えてやっと実感がわき来てよかった!と思いました。
今度は冬の金峰山に登ってみたいです。
アクセスとデータ
アクセス | x | 廻り目平へは車のみ 他のコースはバスでアクセス可能。塩山からのバスは土日のみの予約制 ※瑞牆山荘から往復する場合はCTが長くなるので帰りのバスに注意 |
心細さ | x | 八丁平分岐から大日岩の間:あまり踏まれておらずコースを見失いやすい。 鬱蒼とした樹林帯で荒れ気味。この間すれ違う人なし。 その他の部分:コースはよく整備され心細さもない。 |
トイレ | △ | 金峰山小屋に着くまでコース上にはトイレはない。 金峰山小屋のトイレはとてもきれい。300円(同行者談) |
廻り目平キャンプ場の記事はこちらをどうぞ↓

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